村上春樹 『1Q84』

e0028123_12475213.jpg話題先行で色めくベストセラー本に食いつくことのない私の性格を知っているはずの弟から廻ってきた本。
読めば、いとも簡単に魅せられてしまった。

心や想いの強さが通じなければ、人間として生きている意味が半減してしまう、という感覚。 誰でも持っている感覚だから共鳴するのだろうか? 読んでいる間、自分の小学生のころの思いや同級生の顔が浮かんでくる不思議な時間を過ごすことになる。

ミヒャエルエンデのモモとも異なる啓示がある。 大人向けのファンタジー、という単純な言い方も当てはまらない深さと真摯さをもっていて、とにかく面白い。 村上春樹さんの著書はもっと抑揚の少ない物語だったような記憶だったが、それも私の認識違いか。 2冊あるが、上下巻ということではなく、BOOK1(4月-6月)、BOOK2(7月-9月)となっていることから、続編が期待できるし、内容としても完結していない。 素直に続きが読みたい・・
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by Hhisamoto | 2009-09-19 12:44 | ■えせ文化人(本、映画・・)
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