1Q84 BOOK3

e0028123_293328.jpg同タイトルの3巻目ともなると、読者の期待の高まりとその反発も大きいようで、村上春樹に対してといえども、そのできばえについて賛否両論があるようだ。(読者はきびしい!)

たしかに三人称表現が突如表われたりするところは戸惑う。 個々の登場人物ごとの章単位で話しを進める構成に無理が出てきたようにも感じてしまい、村上春樹は最初から3巻以降を想定していたのだろうか? それとも売れたから書き足したのだろうか? と考えてしまう。

徘徊する魂は精神性を超えたスピリチュアルな話しだし、タマルや牛河の生きざまなどはピカレスクロマンになっている。 さらに、聖母マリアのごとく、交わらずして受胎する・・。

しかし、現実的かどうかなんてもちろん問題じゃなく、感情移入できて面白いかどうかがまず小説として重要なのだろう。 3巻目もベストセラー街道まっしぐらで、いまさらだけどやっぱりこの話しには惹きつけられる。

圧倒的に面白かった!
[PR]
by Hhisamoto | 2010-04-27 23:03 | ■えせ文化人(本、映画・・)
<< ミレニアム1 ドラゴン・タト... 映画 『幸せのレシピ』 >>