餃子 『宇都宮みんみん』の商法

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仕事で宇都宮を訪れた際、宇都宮駅東口にポツンとある「宇都宮みんみん」の店を見つけたので、味見をしてみようと店に入る。

急ごしらえの様子のある少し変わったレイアウトの店作り。 さらにその料金の安さに驚かされる。 焼き餃子、揚餃子、水餃子、共に6個入りで各240円、ごはんの100円と合わせて定食にしても340円(餃子をダブルにしても580円)。 メインの餃子は1つ40円の計算だ。

約30席ほど収容できる店ではよほど回転が良くなければ採算がとれないはず。 しかし、店の出入り口にお持ち帰り用「お土産」売り場が大きなスペースで設けられているのを見つけて、その商売のカラクリが分かる。 なるほど「宇都宮みんみん」ほどのブランド力ができてしまえば、テレビ番組で美味しい餃子として紹介され、インターネットや通販で購入することができる。 本拠地の宇都宮に来てくれたお客様には、その味を試してもらう場としての店が用意されているのだ。 来店してくれたお客様で利益を出そうとしているわけではなく、店はあくまで味見の場。 「安くて美味しい餃子」という印象をすり込み、ファンを作る場だ。 見込んでいるのは「お土産」であり、ファンからの通販での注文! なるほどよく考えられている。

味はもちろん美味しいと思う。 最近のトレンド通りでニンニクを使用していない。 餃子にとっては最高の食材であるニンニクだが、においを避けて万人受けをねらう。 そのニンニクの代りに、パンチを出すための工夫をしたと思われるが、コショウなどの香辛料を多種類アレンジしているらしく、多めに食べるとやたらとのどが渇く印象があった。

今、東京‐宇都宮間は新幹線を使えば1時間。 その日、たっぷりと店で餃子を食べて、冷凍のお土産(6人前)を持ち帰った私を待ち受けていたのは、嫁さんと子供たちが作ってくれた自家製餃子のテンコ盛りだった。
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by Hhisamoto | 2010-09-13 21:21 | ■B級グルメ
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