吉祥寺さとうのメンチカツ

e0028123_2333568.jpg興味はあっても、こんな長蛇の列の一番うしろに並んでまでメンチカツを買い求めたくない、といつも自分を諫めてきたが、今日は土曜日の午前10時30分ということもあってか、5人ほどの行列しかない。 こんなことは見たことがない状況だったので、思わず並んでメンチカツを買った。
聞いていた通り、手作り感が伝わってくるいびつな丸型メンチカツはどことなく愛嬌がある。 一個180円だが、五個以上買うと140円。(私は五個買ったので700円だった。) 入れてもらった袋を持ってそのまま井の頭線に乗ると、ほくほくの温かい匂いが周辺にも拡がるのではないかと思うほど。 しかし、脂っこい匂いではなく、香ばしさが漂うといった期待が膨らむ匂いだ。

1日3,000個以上売り上げるというメンチカツだが、元来この「サトウ」という肉屋は松阪牛専門店として名高いお店とのこと。 (いつか松阪牛のステーキもここで買って家で食べてみたい。) 

また、2007年には中国人不法就労事件があった。 これは、店主が日本人・中国人という隔てなく、まじめでよく働く人を採用していたところ、その中に就労ビザが切れていた中国人が居た。 店主は日本人よりよく働いてくれるその中国人に時給1000円をきちんと出していたことが判り、ルールには抵触してしまったが、人間として公平な目を持っていた、ということで名を馳せた。

「国産黒毛和牛のうまみがギュッと詰まったメンチカツ」というキャッチフレーズ通り、肉が詰まっているにもかかわらず、あっさりとした美味しささえ感じる。 もちろん胸やけするような重い感覚は残らないので、ついつい数を食べてしまう。

「これで冷たいビールでもあったら止まらないな」と思っていると、母がエビスビールを持ってきてくれる。 今日は、敬老の日のつもりで実家に寄ったのに、「これでいいのか?」と昼からビールでメンチカツを食べる自分自身に疑念がよぎった。
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by Hhisamoto | 2010-09-18 23:28 | ■B級グルメ
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