7坪のワインバー 代々木八幡 『アヒルストア』

e0028123_2233819.jpgフリーライター井川直子さんの書いた本 「僕たち、こうして店をつくりました」 に紹介されている9つの店の1つが、この『アヒルストア』。

自称「アヒル顔」?の兄妹で経営する店だが、元来、兄の齊藤輝彦さんは千葉大工学部建築学科を出ている店舗デザイナーであり、とても「アヒル顔」などと言えない美しい妹の和歌子さんは、パン職人だとこの本で知った。

そして、この店に行ってみたいと最も思わせてくれたのが、お兄さんのワインの話し。
兄の輝彦さんは、自分の店を開業するために、一年間恵比寿の自然派ワインショップ「トロワザムール」で修業をする。 自然派ワインとは、健康的な土壌の畑で、除草剤、殺虫剤、化学肥料等を使わずにブドウを育て、極力自然な力を利用して作られたワインのことで、渋みはないし、たくさん飲んでも二日酔いしないという。 この店での修業中に兄の輝彦さんは、「オリヴィエ・クザンという生産者の赤ワイン『グロロペティアン』を飲み、頭で考える前に、感覚でこんなに気持ちのいいワインがあるのかと、思わず泣けてしまった」と語っている。

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この日、小田急線参宮橋の「オザキボクシングジム」でサンドバックを叩き、汗を流す。 金子ジムの元日本Sフライ級チャンピオンの木谷がマネージャーを務めるボクシングジムだ。 久しぶりのミットを2ラウンド打ち続け、スタミナ不足の私はへろへろになって練習を終える。

練習後、やはり金子ジムOBの田口さんと、OBで代々木公園ヘルスケア鍼灸院院長の飯田氏と共に、代々木八幡にある『アヒルストア』へ行く。 カウンター8席と、樽をテーブル代わりにしているスタンディングスペースはすでに満員状態。 妹の和歌子さんに無理を言って席を作ってもらい、そこで3人分のアラカルトをみつくろってワインと共にオーダーした。

兄の輝彦さんに「どんなワインがいいかを感覚的に言ってくれれば、近いワインをお持ちします」と言われ、私は、普段飲む好みのワインがスペイン産ワインであること、この店はこだわりの自然派ワインを出してくれると聞いているので楽しみにして来た、とのことを話すと、まもなく3本のワインを持ってきてくれた。

そのうちの1本(銘柄はすでに忘れたが)を選んで飲んだ。 このフランスワインの特徴はワインの液体がトロッとした流動性を感じることで、味にも特徴があった。 結局3人で2本のワインを開けたが、一緒に飲んだ田口さんはこのトロッとするワインの方が旨かった、と称賛した。 つまみにしたのは、写真にある(ちょっと風変わりな)ソーセージやパテをつけて食べたパンなど。 どれもちょっと変わっていて美味しかった。 

素材を大切した自然派の味は、食後感が良く飽きがこない。 また来てみたいと思わせてくれる。
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by Hhisamoto | 2010-10-08 21:02 | ■B級グルメ
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