江原啓之と昌清様

「オーラの泉」という番組を、私の嫁さんは好んで見ているが、私はどうも江原啓之と美輪明宏が苦手で、テレビはほとんど見ていない。

e0028123_22481553.jpgさらに嫁さんは、江原啓之の「スピリチュアルメッセージ」なる本を図書館で借りては熱心に読んでいる。 嫁さんの話しによると、この本の著者は江原啓之となっているが、江原さんの指導霊である昌清(まさきよ)様というものが、江原さんにのり移り、しゃべったことを記録したものであるという。 この昌清様というのは、戦国時代の修験者だそうなので、「さようじゃ、わしは現世(うつしよ)のことは、よく分からんが・・・」という語り口になっているそうだ。 

これだけ聞いた「オーラの泉」嫌いの私は、ゲラゲラ笑って「それじゃ、戦国時代の分からない言葉だらけだろう」と、つまらない突っ込みを入れると、今使われていない言葉は現代用語に置き換えられているそうだ。  

さらに嫁さんは、いくつかを読んで聞かせてくれた。

「家の伝統や財産を守り抜こうとすることは、先祖を敬い、大切にする正しい愛ですか。 それとも、帰属への執着ゆえの行いでしょうか。」 との問いに対して、昌清様のお答えは、「まるまる物質的な価値観じゃ。 それ以外にない。 帰属する場に、なぜそこまで執着せねばならぬのか。 先に申したように、帰属意識を解き放っていくことが必要なのじゃ。 家の伝統、財産に固執するという行為は、逆に魂を、その帰属に封じ込めていってしまうことであろう。 となれば、それは誤りであるということ。 しかしうまくできたもので、そのような家には、必ずといっていいほど反逆児が生まれる。 それは、そこを打開せよという働きじゃ。 ・・・

全編こういった禅問答のような語り口だそうだ。

しかし、説明は非常に分かりやすく説かれていて興味深い。 なるほど「魂」というものをそのように理解すれば納得ができるなあ、という内容ばかりだ。 次元の違うところに存在する霊をこのように考えればよかったのか、と思わせてくれる。 そのように共感する読者もかなり多いらしく、すでに何巻もシリーズで出されているが、どれもよく売れているらしい。

そうであれば、江原さんは昌清様に印税収入の半分を払うべきだろうが、霊は受け取れない。 せめて、著者名を『江原啓之と昌清様』の共著にして、霊に礼を尽くすべきじゃ。
(こんなこと書いてバチがあたらないかなァ・・・)
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by Hhisamoto | 2006-02-04 22:52 | ■えせ文化人(本、映画・・)
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