前略おふくろ様

e0028123_23243095.jpg最近はまっているビデオがこれ。 
倉本聰が脚本を手がける『前略おふくろ様』

倉本聰の「北の国から」が好きだった話しを友人にしたところ、それなら「前略おふくろ様」にこそ倉本ドラマの原点がある。 絶対に観るべきだ!との教えをもらったのだ。

このドラマは、1975年から3年に渡り日本テレビで放映されたものだから、私が中学か高校時代の年季ものだ。 まだ、10話くらいしか観ていないが、当時観ていなかったので、懐かしさではなく初々しい思いで観ることができる。 それにしても倉本聰は昔から超長編モノが得意だったことがうかがえる。

下町深川の料亭で修行する板前のサブ(萩原健一)が、山形の母宛てに書く手紙にて、身近で起こる出来事を伝える出だし「前略おふくろ様、今日は・・」などから話しが展開する。 このサブをはじめとした不器用な男の純情と、実は誰もが持つ母親への想い。 この辺りをくすぐられると男は弱いらしい。

坂口良子もまだ初々しくて本当にかわいいし、若女将役の丘みつ子も色っぽくて哀愁に満ちている。 包丁を握る梅宮辰夫や小松政夫もはまり役だし、ピラニア軍団といわれた室田日出男、川谷拓三もいい味をだしている。 

倉本聰のようなドラマ作りをする才人は、しばらく現われないのだろうか?
長ければいいということでもないが、マイクル・クライトンの「ER」のような稀有な創作が観たいと思ってしまう。
宮藤官九郎あたりが意志を継いでくれたらいいのに。
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by Hhisamoto | 2006-04-05 23:59 | ■えせ文化人(本、映画・・)
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