ヌキテパ 田辺年男シェフのこと

4月13日の「新・どっちの料理ショー」は、スターシェフ500円丼(DON)-No.1グランプリ決定戦 と称され、リストランテ・ヒロの山田宏巳シェフと、ヌキテパの田辺年男シェフが出演していた。

山田宏巳シェフの「豚肉団子丼」は肉汁とたれの香りが相まって、実にうまそうだった。 
それに対して、田辺年男シェフの作ったものは、得意の「土」のソースを使った焼きはまぐり丼。 おまけに、ゴハンはスイカの汁を使って炊き、ホウレンソの根やニンジンの葉まで使う奇想天外なものだった。

しかし勝ったのは、田辺シェフの『焼きはまぐり丼』だった。
高橋英樹、春風亭小朝、増田惠子 といった芸能人は、オーソドックスにおいしいものは食べなれているはずなので、目からウロコの「未知なる味」に期待を寄せることは容易に想像がついた。 この田辺シェフの発想と度胸は規格外なのだ。 「思い知ったか!」とテレビに向かって言いたい気がした。


e0028123_23382991.jpg田辺シェフの「ヌキテパ」は五反田の閑静な住宅街にあるフレンチレストランで、私はひと昔ほど前に、ボクシングジムの後輩・福井氏と友人の斉藤氏らの合わせて4人で行ったことがある。 

田辺シェフはプロボクシングの経験を持っていることから、その日の午後に行われる世界タイトルマッチの話題になった。 昼の客が引けた店の中にテレビを出してきてくれたので、ボクシング中継を見ながら田辺シェフと話しをした。 しかし、田辺シェフの最近の興味はなんといってもゴルフだそうで、ボクシングの試合を見ながらゴルフの話しを聞いた奇妙な時間のことを覚えている。 

フランス料理を追加して食べ、騒ぎ、高級ワインを5、6本空けた。 おまけに飲みすぎた私ら4人は、従業員の休憩室のようなところで昼寝をきめこんでしまった。

夕方の客が入り始めた頃、ようやく起きた私らは、眠たい目をこすりながら帰ることにした。
チェックを頼むと、ドレスを着たきれいなフロアレディが10万円のレシートを持ってきた。 
クレジットカードで支払いを済ませたが、高級レストランで飲み放題・食べ放題の半日を好き勝手に過ごした割りには安くしてくれたのか、それとも迷惑料が含まれていたのか、酔った私にはよく分からなかった。

あの頃は、なんであんなアホなまねができたんだろうか?
田辺さん、ゴメンナサイ。
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by Hhisamoto | 2006-04-25 00:40 | ■B級グルメ
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