神田淡路町 『藪蕎麦』

若い頃の話しになった時、
「なぜ、ボクシングをやっていたの?」と、聞かれることがある。
人によっては、「なに不自由なく、裕福な環境で育ったのに」
と言わんばかりに聞く人さえいる。

そんな時、私は思う。

おまえの10代は、そんなにも満たされていたのか?
何かを渇望してやまなかった私のこころが想像もできないくらい
満たされていたというのか?
おまえは、そんなにも素直で伸びやかな青春をすごしたというのか?

ひねくれた根性があたまをもたげてきそうになりながら
私が思い浮かべる歌は、中島みゆきの「ファイト!」だ。

  ♪
   がきのくせにとほほを打たれ
   少年たちの目が歳をとる
   くやしさを握りしめたこぶしの中、つめが突き刺さる

   私ほんとうは目撃したんです。
   昨日電車の駅、階段で
   転がり落ちた子供と、つきとばした女の薄笑い
   私、驚いてしまって、助けもせず、叫びもしなかった
   ただ怖くて、にげました。
   私の敵は私です。

   ファイト!
   闘う君のうたを、闘わない奴らが笑うだろ
   冷たい水の中を、ふるえながら登っていけ ♪

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e0028123_14472992.jpg淡路町の藪蕎麦でせいろを2枚頼んだ。

帳場の女将さんが「せ・い・ろ~」と店にこだまする声を発する。 この「唄」を聴くのを楽しみにくるお客さんも多いのではないだろうか。

池波正太郎も愛して通ったというこの店は、味はそこそこだが、なんともいえない老舗の雰囲気がある。
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by Hhisamoto | 2006-06-15 01:33 | ■B級グルメ
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