今日、キッチンスタジオ・ペイズリーで教わったレシピは、さといもカレー。 さといもを5~7mmにスライスして、たっぷりの油で表面がキツネ色になるまで炒める。 これをカレーペーストとからめるのだが、さといもの香ばしい美味しさと合間って、なかなかいい!
その時、最高の味であったとしたら、それを再現するためには、その時と同じ労苦を施さなければならない。 つまり、いま美味しいと感じる味を研究して、試行錯誤を繰り返さなければ同じ感動は味わえない、というのだ。 また、らせん状にという意味は、例えば「甘さひかえめ」が今のトレンドだとしても、またいつか「甘みたっぷり」が再びトレンドになるかもしれない。 ただし、同じ甘みたっぷりでも、以前の甘みとは違った要素が必ず加わっていて、同じことに思えても微妙に進化していることを「らせん状に」という言葉で表現していた。 この方は、最初から無農薬の信仰者であったわけではなく、思うような野菜ができないことに悩んでいたときに、畑に生えた雑草のスギナが枯れた場所にだけ立派なニンジンができていることに目をとめた。 そして、スギナが作物作りに欠かせないカルシウムを供給していることを発見する。 このことをきっかけに、土に必要なミネラル分などは雑草が供給し、虫や菌が媒介して循環する作物の摂理を掴むに至った。 この赤峰さんの農場では、毎年同じ畑に同じ作物を作らない「輪作」を守り、作物に必要なミネラルが畑の土に貯まるのを待っているそうだ。 誌面で紹介されているコマツナ、カブ、サトイモ、ニンジン、ダイコン、タマネギ、ミズナ、ナタマメ、ナスなど、どれを見ても付けたような色がなく、どんな味がするのか食してみたくなる。 この農場の野菜は、農協を通さず、全国の約300世帯へ宅配便で送られているという。 来年は、長野方面で土あそびができるところを探したい。
by Hhisamoto
| 2006-11-22 23:15
| ■B級グルメ
|
カテゴリ
プロフィール
住み家: 東京都国分寺市
生まれ: 1959年 しし座 大切にしている言葉: 「吾、唯足るを知る」 探しているモノ: おいしいカレーライス 求めているモノ: ホンモノ、魂のある言葉 以前の記事
2011年 09月 2011年 08月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 06月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 フォロー中のブログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||