九段下 『カンチャナ』のチャイティー

お客さまから一本の電話。
私が書いた見積書に対して要望が告げられた。

今日は特に忙しかったが、会社のみんなが帰ったあと、さらに4時間半かけてこの見積書の数行を書き直した。 たった一つの項目に対してだったが、書いては打ち直し、また考え込んで打ち直した。 そんな推敲をなんども繰り返した。 考えて、さらに想定問答を反芻して考えていたら、お客さまがその先のお客様に説明する姿が頭に浮かんできた。 その場合に適した内容も盛り込んでまた書き直した。 

最終的に修正されたのは2行のみだったが、執拗に考え抜いた結論だ。 自信と満足感あり。 なぜここまでこだわる気になったのかは自分でもよく分からないが、少しの妥協もしたくなかった。 1億の仕事であろうと、数万円の仕事であろうと。 絶対に納得させてみせる。 気合をのせた1枚の見積書の提案にどんな反応があるか、明日がたのしみだ。

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e0028123_023412.jpgスリランカ風のカレーを食べさせてくれる「カンチャナ」というお店は、福島さんという気の良いおばちゃんが切り盛りしている。 地下鉄・九段下駅近くの日のあたらない細い路地にあり、一見すると立地条件が悪いようにも見えるが、人の導線があり、飲食商売には適した地の利があると私は思う。

私はここのチャイティーがけっこう気に入っている。 聞けばカルダモンのみで香りづけしているそうだ。 シナモンは強すぎるので入れていないという。 牛乳が多すぎないことは表面の膜が薄いことでもわかる。 この軽さもバランスがいい。 夜、酒を飲みたい気分がほとんどだったが、ここのチャイティーでていねいに一日を締めくくるのもいい、と思えるようになった。
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by Hhisamoto | 2007-01-25 22:00 | ■B級グルメ
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