読み直しの一冊 『柳橋物語』

e0028123_23113944.jpg 「杉田屋の養子になったからといってゆくすえ幸せとは決まらないし、なり損ねたからって一生うだつがあがらないわけではなかろう。 運、不運なんというものは死んでみなければ知れないものさ。」祖父・源六はさとすように言う。 その後の苛酷な運命にも負けずに生きる江戸の娘おせん。 これでもかというような、今でいういじめのような状況にも、純粋な心で生き抜く姿に引き込まれる。

気持ちに迷いが生じた時、パワー不足を感じる時、そんな時に合うのが山本周五郎の一冊『柳橋物語』。

さいごは不器用でも実直に生きてみせるだけ。
人間いつでもはだかで原点回帰する覚悟をもっておかなければいけないと思う。 
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by Hhisamoto | 2007-03-24 23:08 | ■えせ文化人(本、映画・・)
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