まぼろしの松下奈緒ちゃん

e0028123_2126676.jpg携帯が鳴り、「母が自転車でころんで顔面に傷を負い入院した」との知らせを聞いたのは、日本フィルハーモニー交響楽団によるサンデーコンサートの演奏が始まる直前の池袋芸術劇場だった。 しかもこの日は、松下奈緒のピアノ共演があるというおまけ付き。(私は奈緒ちゃんが目当てだった) なんとも残念な思いを胸に収めて、私が病院へ向かうことになった。

救急車で母が運ばれたのは、世田谷の三宿病院。 すでにレントゲンからMRI、脳のCTまで手が施され、数日の入院と、明日以降に耳鼻科の診療を受ける手はずまで話しができていた。 また、日曜にもかかわらず、ちょくちょく顔を見せる看護婦の応対にも優しさを感じた。 弟といっしょに医師の説明を受けることを希望すると、担当医は懇切丁寧にという言葉がぴったりくるような説明をしてくださった。 

病院の良し悪しを言うつもりはないが、このように安心できる病院にめぐり合えばありがたい。 というのは、身近に聞く話しは必ずしもそうではないからだ。 知合いには、入院先で虐待に近い扱いをうける年老いた母の身を案じている方がいる。 若干の痴呆もあるため、明確に伝えることもできず、病院側には真剣にとり合ってもらえないという。

結局、私の母はこの三宿病院が気に入って、通いなれた大学病院への転院の薦めをあっさりと断り、手術も受け、元気に退院した。 あとに残ったのは私の松下奈緒ちゃんへの残念な想いだけ。 彼女のブログを開くと、「4月1日芸術劇場でのコンサートへお越しいただいた方、ありがとうございましたm(__)m。 無事に終えることができてホッとしています。・・・」とあった。
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by Hhisamoto | 2007-04-21 21:08 | ■えせ文化人(本、映画・・)
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