ホンモノの味 オーストリアの『ゲッサービール』

e0028123_2112926.jpg日本は、世界中のたいていのモノが手に入り、口にすることができる幸せな国、と考えがちだが、経済が中心となって動いている国であるため、ある一定の市場性を持たないものは、日本では流通しない。 海外のビールがまさにそれで、サッポロ、アサヒ、サントリー、キリンといった大手飲料メーカーは、そのニッチな市場に参入する経済価値を見出していないそうだ。

私がアメリカで好きだったビール「クァーズ」は、日本で飲んでもあまり美味しく感じなかった。 その理由は、カリフォルニアの乾いた空気にぴったりと合うから美味しいと感じたのであって、日本には日本の気候・風土に適合した日本のビールの方が、より美味しく感じるのだろうと思っていた。 しかし、日本で売られているアメリカの「クァーズ」は、なんと中国で生産されているものだそうだ。 「クァーズ」は、コロラドのロッキー山脈の雪解け水を使って仕込んだビールじゃなかったのかョ~、と声を張り上げたい気持ちになった。 聞けば、薄利多売のビールという商品は、輸送も含めてコストをかけることに限界があるので、そのほかの海外ブランドビールもほぼ同じように力の入らない状況らしい。 

いま日本では、東京のイエナ社だけが輸入しているビールが4種類ある。
オーストリアのゲッサービール、エーデルワイスビール、ドイツのラーデベルガービール、シェッファーホッファービール。 イエナ社の友田社長からもらった中の1本『ゲッサービール』をさっそく飲んだ。 その圧倒的な麦芽とホップの香りがなんとも印象的。 日本のビールにはない種類のコクが伝わってくる。 詳しいビールの知識がない私にも、まぎれもない本物の味を感じさせてくれる。 こういうビールは冷やしすぎずに飲むとうまいはず、という私の感は当たった。 麦や酵母といった原料の豊潤さを味わえるような気さえする。 また、飲み終わったあとに、雑味が口に残らないのはなぜだろうか。 日本のビールとは根本的に違う何かがあるのだろうか?

ホンモノの味わいがウレシイ!
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by Hhisamoto | 2007-06-01 21:05 | ■B級グルメ
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