映画 『16 BLOCKS』 は、男の一分!

e0028123_2044247.jpg昔、『ガントレット』というクリント・イーストウッドが主演した映画があったのを思い出した。 ブルース・ウィリスが主演する『16 BLOCKS』は、バスにたてこもって闘うシーンに至るまで、まさに『ガントレット』のリメイクだ。

自分の中のほんの小さな正義感が、大きな不文律となり、世間を敵にまわしてでも闘うことを選択させる男の行動となりえる。 このテーマは時代を通して色あせない。 だからこそクリント・イーストウッドが演じ、今ブルース・ウィリスがこの原作を選んだのだろう。 

組織の中で、自分に折り合いを付けて生きることに疲れ、酒が手離せない男のやさぐれ感を演じる歳になったブルース・ウィリスの好演は、時のクリント・イーストウッドを彷彿させるものがある。 疲弊した人生の後半に至っても、魂のわずかな一点で譲れないものは眠っていて、それが臨界点を超えたある瞬間に目をさます心の叫びを表現しているのだと思う。

だれにでも社会で生きるために譲歩している範囲がある。 一方で、男としてどうしてもごまかしきれない自分の中の結界がある。 私はこんな古典的ハードボイルドが大好きだ!
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by Hhisamoto | 2007-06-16 20:43 | ■えせ文化人(本、映画・・)
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