カテゴリ:■B級グルメ( 86 )

大阪なんば・千日前 自由軒の「名物カレー」

e0028123_0303749.jpg最近の自分を支えてくれているモノの一つが、オザキボクシングジムでのトレーニングだ。 月に4回程度、週に1回しか行けないジムワークだが、仕事を終えた後の正味1時間ほどのこのトレーニングが私のフィジカルを鍛え直し、メンタル面にも好影響を与えてくれる。 ストレッチ、なわとびから始まり、シャドーボクシング、サンドバックとミット打ち2ラウンドをこなす頃には、肺と筋肉は激しく酸素を求め、Tシャツがどっぷりと重くなるほどの汗に濡れる。 練習が終わった時点では、身体の中に沈殿していた毒素が全部吐き出された感じがする。 身から一枚脱皮をすませたようで、呼吸が著しく軽くなる。 こんな感覚を味わえる方法を、私は他に知らない。

e0028123_0353176.jpg身体に自信が持てれば、心も軽くなるもの。
何度も行く出張も元気にこなす活力が湧いて、自由時間には新しい店を開拓したくなる。 行ったのは、大阪なんば・千日前のビックカメラ裏にある自由軒。 一度行ってみたかった大阪らしい店だ! 店に入るとレジの前に湯婆あばのような人が鎮座していて、店員との大阪弁のやり取りが、東京者の私には新鮮に聞こえてくる。

本で読んだ通りに「インディアン!」と注文すると、この「名物カレー」が出てくる。 このカレーは名古屋の「ひつまぶし」のように、そのまま食べたり、タマゴをくずして混ぜ食べをしたり、特製ソースをかけて食べるなどの独特の食べ方があるそうだ。 また、この特製ソースというのがちょっとリーペリンを思い出させる酸味のきいたいい味を出している。 姿かたちと言い、まさにB級グルメの代表格。 文句なく楽しい!

こんど自由軒に行く時は、名物カレーだけでなく一杯飲んで、勇気を出してとなりに座った大阪人に話しかけてみようと思う。
[PR]
by Hhisamoto | 2010-11-30 23:21 | ■B級グルメ

新大阪駅 ビッラルさんの『モジャカレー』

e0028123_0441563.jpg秋から冬に掛けてのこの時期は、各企業が来年4月からの一年間の予算編成を決め込む時であるため、私は密かに自分の中で、この時期を来期一年分の注文を取る勝負のタイミングと位置付けている。 ふだんはボーとしていても、このための営業努力は惜しまない。 11月後半から、茨城、千葉、大阪、徳島とフラフラになって駆けずりまわっている。

その大阪、新幹線で行く新大阪駅にこのモジャカレーはある。 新大阪駅を新幹線から階下へ降りると、地下鉄のりばと飲食店やおみやげ屋が立ち並んでいる。 さらにエスカレーターで地下に降りたところにも飲食店だけが軒を並べている。 モジャカレーはその地下の一つのお店だ。 新大阪駅を使う立場の感覚からすると「地下」と言いたくなるが、実は新大阪駅に地下はなく、一階なのだそうだ。

e0028123_0435524.jpgバングラディシュ出身のビッラルさんが始めたという「モジャカレー」。 店はひじょうに小さく、おそらく3坪以下だと思う。 無理やり確保した6席ほどのカウンターで肩をすぼめてカレーを喰うのだ。

奥の調理場にいるのがビッラルさんと思われ、カウンターで注文をとる愛想のいいお姉さん(オバサンと呼ぶ人もいると思う)の二人で営業している。 何度か店に行ったが、いつもビッラルさんと大阪弁で言い合い(言い争い?)をしているので、夫婦なのかな?とも思える。

頼んだエビフライカレーに、青ネギのトッピングを100円で追加すると、見た目にも豪華なB級グルメとなった! 青ネギは思いのほかカレーに相性がよく、ボリュームと共に十分に満足させてもらった。
[PR]
by Hhisamoto | 2010-11-30 22:23 | ■B級グルメ

大阪なんば カレー&ワイン 『Cumin』

e0028123_11234450.jpgスペインのスパークリングワイン「コヴィデス ゼニウス ブリュット」はくせがなく、瓶内2次発酵の本格派ワインだと私は思う。 スパークリングワインはカレーにも合うのではないか、と思い頼んだのが大正解!

もう一つは、ジャン・リュック・テュヌヴァンという醸造家が南仏で作り上げた「カランドレ・レゼルヴ」という赤ワイン。 これも最高に美味しい。

カレーの強い芳香は他の食材の個性を包み込んでしまうため、一般的にカレーハウスはカレー以外のメニューを扱うことが困難とされている。 また、アルコールとカレーの相性も難しいものがある。 ところがこの「カレー&ワイン クミン」は、その常識の破り方を示してくれている。

30前後の若い店主と(意気が合っていることから)夫婦と思われる女性でまかなっている、カウンターのみ10席ほどの小さな店だったが、ワインのおつまみと言うには手の掛ったしっかりとした肉料理があり、またお客の応接まできちんとしていて気持がいい。

結局私はこの店で4種類のワインを飲んでへべれけになったが、上記のスペインのスパークリングワインと南仏の「カランドレ・レゼルヴ 2009」にめぐり会えて幸せ気分だった。
[PR]
by Hhisamoto | 2010-11-29 21:18 | ■B級グルメ

大阪・朝日新聞社ビルB2の 『インデアンカレー』

e0028123_23422135.jpg仕事で大阪の朝日新聞社ビルにあるお客様に訪問した帰り、ふとビルテナントの表示を見るとカレー専門店 『インデアンカレー』とあるのを発見。

こんなところにもカレー専門店があるとは思っていなかったので、地下2階に下りると、なんとカレーライスをメインメニューに掲げる喫茶店もどきのお店がズラリとならんでいる。 その一番奥に『インデアンカレー』があった。 インディアンカレーが売れるのを横目に見て、カレーは売れるものと思い込み、我もとメニューに組み込んだのであろうか? もしそうであれば、推して知るべき結果があると思われるので、迷わずに『インデアンカレー』ののれんをくぐってカウンターに座った。

期待もせずに立ち寄った店のメニューは、インデアンカレーのほか、ハヤシライスやピクルス、コーラにビールなどを合せても6種類しかない。 迷わずにインデアンカレーを注文すると、たっぷりとピクルスが入った中皿が出され、追って出されたカレー。 一口食べてそのカレーの刺激的な辛さと旨さに「ただモノではない!」とカレー味覚神経が研ぎ澄まされる。 

それもそのはず、後から調べるとこのインデアンカレーは、1947年の創業以来の個性的な辛さで、お客さまから「辛い辛い」と言われ続けていたとのこと。 先代がインドの先生を招いて、カレー作りを教わり、一口食べると、懐かしい甘さが舌の上に拡がり、ホッとした途端に辛さの玉が弾ける・・・ お客さまから「口ん中が火事や!」と言われながらもご愛顧いただいてきた、という老舗であった。 (知らずに失礼いたしました)

このインデアンカレーはインパクトだけではなく、イメージを残していく「何か」を持っている。(だからこそ数店舗を有する繁盛店なのだが) おそらく次に私がこのビルに立ち寄った際には、またこの店に立ち寄ると思う。 ホンモノのインパクトとはそのようなものだと思う。 大阪に7店舗、芦屋に1店舗、東京の丸の内にも1店舗の計9店舗があるという。
(私は東京の店も知らなかった・・) 

そしてこの店のホームページで泣かせるフレーズがこれだ。
 「各店で皆様にカレーをお出しする社員は、みな長い修行を経てからでないとご飯を盛り、カレーをかけることができません。 初めてお客さまにカレーをお出しする社員は例外なく緊張で手が震えると申します。 それほどに真剣に向き合って参りました私共のカレーを、ぜひ味わって頂きたいと存じます。」
[PR]
by Hhisamoto | 2010-11-29 20:57 | ■B級グルメ

神田 『ルー・ド・メール』 の特選ビーフカレー

e0028123_012687.jpg仕事先からそう遠くない神田にある評判のカレー店『ルー・ド・メール』は、以前から一度行ってみたかった店だ。 野菜をじっくり炒めたミルポワを使い、北海道遠軽の花田養蜂園のハチミツ、自家製のりんごジャムを利かせ、欧風カレーの雄と称されている。 それもそのはず、京橋「ドン・ピエール」の総料理長である鈴木正幸シェフの個人店であるという。

扇風機をサーキュレーター代わりに用いるなど、店内の様子は、決してぜいたくにお金をかけた観はない。 むしろ家族経営の中華料理店の雰囲気に近い。 しかし、温められたお皿、提供するタイミングへの気遣いなど、ランチタイムにもかかわらず、オーダーの取り方からカレーライスの提供に至るまで、全てのサービスが素晴らしくできたレストランの応接だった。 この辺りが(良い意味で)お里が顕われる点なのだろう。

1,600円の特選ビーフカレーに使われている大ぶりの肉はしっかりと煮込まれていて柔らかく、最高に美味しかった。 しかし個人的な好みを言わせてもらえば、欧風カレーの「甘み」はここまで必要なのか?と思えてしまう。 それでも深みのある味は、手の込んだ料理としての完成度の高さがあり、この真似ができるカレーはそうないだろうな、と脱帽させる旨みがあった。
[PR]
by Hhisamoto | 2010-11-26 23:38 | ■B級グルメ

上野駅前 カレー専門店 『クラウンエース』

e0028123_23313516.jpg街になじむ!
飲食店が栄えるには、「店が街にとけ込んでいる」 という要素が、重要なポイントなんだと思う。

北の玄関口、上野駅前にあるカレー専門店 『クラウンエース』。 上野駅から常磐線で茨城県の石岡まで出張するため、上野駅周辺のカレー店をインターネットで調べると、やたらとこの店の名前が挙がってきた。

店は20席ほどの円形カウンターとなっていて、券売機で食券を買って座れば、まもなくカレーライスが盛られて出てくる。 驚くのはその値段の安いことで、多くのカレーは400円ほど。 私の注文したカツカレーは高めで500円だ。 昼どきのためか、常に満席に近い状態で、10分程度で食べ終わった客が無表情に席を立ち、循環していく。

ハムカツを思わせる薄いカツは、油のにおいが強すぎて、私にはめずらしく三分の一ほど残してしまったが、この店の人気メニューであることは間違いない。

この土地、この街に馴染んだ店、クラウンエース。
私は馴染めなかったが、上野の駅前に馴染んだこの店が正しくて、私がついていけなかった気がした。
[PR]
by Hhisamoto | 2010-11-02 23:27 | ■B級グルメ

錦糸町 『カレーのアキンボ』

e0028123_22341212.jpg今年の6月に開店したというカレーのアキンボは錦糸町、替育会病院のすぐ近くにある。

昼どきを外して2時ごろに行ったせいか、客がいなかったのでカウンター席の真ん中を陣取り、マスターと話しをしながらカレーを食べることができた。 10坪ほどの店は一人でまかなうにはちょっと広すぎると若きマスターは言う。 愛らしい女の子のイラスト入りの看板、南方系をイメージさせる店内装飾はセンスの良さが十分に表されている。 http://akimbo-curry.com/

e0028123_2251263.jpgランチセットにしてくれたチキンカレーは、皿をお湯で温めてから、スパイスで味付けされたゴハンにカレーを丁寧に盛り付けてくれた。 まず、このスパイスと塩で味付けされたゴハンそのものに絶妙な旨さがある! そしてバランスのいい香りと味のチキンカレーが文句なく美味しい! 荻窪「すぱいす」のカレーの味が好みだと言うマスターだが、このカレーの味は十分に肩を並べる美味しさだと思う。

さらに驚きは、自家製の濃厚プリン!
こんな濃厚でセンスのいい味をもつプリンは初めて食べた。 このプリンを目当てに来店するお客さまもいる、というのがうなずける。
[PR]
by Hhisamoto | 2010-11-01 22:24 | ■B級グルメ

台湾料理の老舗 渋谷『麗郷』

e0028123_14532318.jpg学生の頃、初めてピータンというモノを食べて、その不思議な旨さにびっくりし、これはタマゴを土状のものに包んで醗酵させたものだ、と聞いてまたびっくりした覚えがある。 その店が渋谷・道玄坂の老舗『麗郷』だった。

妖しい風俗店が居並ぶ渋谷・道玄坂の抜け道にあった『麗郷』。 渋谷生まれの私には、良くも悪くも想い出が多い街だ。 『麗郷』はいつも混んでいたので、店に入った際には隣の客と肩をぶつけるようにして、せわしなく食べて飲んでいた記憶が残っている。 当時にして珍しかった「大根餅」や「豚のミミ」などを紹興酒と共に食べた。 その麗しい(?)思い出の店『麗郷』の姉妹店が、代々木から渋谷NHK方面に抜ける通りに、富ヶ谷店としてオープンしていたとは知らなかった。。

e0028123_14525858.jpgこれもまた、参宮橋のオザキボクシングジムからの帰り道に、代々木公園ヘルスケア鍼灸院の飯田氏と共に訪れた。 『麗郷』定番の豚耳、腸詰めから、水餃子、焼そば、チャーハンといったオーソドックスな注文をして男2人で食らいついたが、道玄坂店の味をしっかり踏襲していてとても旨かった。

2人で飲んで食べて6千円ほど。 この味でこの値段であれば、どこで店を開いても十分にお客が着くのだろう。 9時半に入店した時にはほぼ満席だった。 
[PR]
by Hhisamoto | 2010-10-18 10:28 | ■B級グルメ

自然派ワインのプロデューサー 『トロワザムール』 (BMO)

e0028123_10381630.jpgアヒルストアで飲んだワインを求めて、自然派ワインをプロデュースするBMO株式会社のアンテナショップ 『トロワザムール』に行った。

代官山にあるこのアンテナショップで、私が買い求めたのは、ドメーヌ・ド・ベルビュ(フランス ラングドック地方)のカベルネ・ソーヴィニヨン(赤)が2本、グロロペティアンが1本。

このカベルネは、ブドウ造りに手間をかけ、さらに高級ワインと同じく丁寧に澱(オリ)を取って行く行程を惜しまずに作られ、そこから味わえるコクがあるとのこと。 その他にも、コストパフォーマンスの良いワインばかりが揃っているように思えた。

素材の味を大切にしているレストランなどに出会うと、その店の料理人は、シェフや板前というだけでなく、生産者のプロデューサーの役目をはたしていると感じることがある。 食材をプロデュースするという意味では、この『トロワザムール』(BMO)は、自然派ワインのプロデューサーとしての役割を十分に果たし、単なる輸入業者とは一線を画していると思う。 

『トロワザムール』のHP (http://3amours.com/) にある「スタッフ渾身の一本」という推奨ワインのコーナーが面白い。 かわいい女性スタッフが顔写真入りで、自ら選んだ推奨ワインを丁寧に説明している。
[PR]
by Hhisamoto | 2010-10-11 19:58 | ■B級グルメ

7坪のワインバー 代々木八幡 『アヒルストア』

e0028123_2233819.jpgフリーライター井川直子さんの書いた本 「僕たち、こうして店をつくりました」 に紹介されている9つの店の1つが、この『アヒルストア』。

自称「アヒル顔」?の兄妹で経営する店だが、元来、兄の齊藤輝彦さんは千葉大工学部建築学科を出ている店舗デザイナーであり、とても「アヒル顔」などと言えない美しい妹の和歌子さんは、パン職人だとこの本で知った。

そして、この店に行ってみたいと最も思わせてくれたのが、お兄さんのワインの話し。
兄の輝彦さんは、自分の店を開業するために、一年間恵比寿の自然派ワインショップ「トロワザムール」で修業をする。 自然派ワインとは、健康的な土壌の畑で、除草剤、殺虫剤、化学肥料等を使わずにブドウを育て、極力自然な力を利用して作られたワインのことで、渋みはないし、たくさん飲んでも二日酔いしないという。 この店での修業中に兄の輝彦さんは、「オリヴィエ・クザンという生産者の赤ワイン『グロロペティアン』を飲み、頭で考える前に、感覚でこんなに気持ちのいいワインがあるのかと、思わず泣けてしまった」と語っている。

*****************

この日、小田急線参宮橋の「オザキボクシングジム」でサンドバックを叩き、汗を流す。 金子ジムの元日本Sフライ級チャンピオンの木谷がマネージャーを務めるボクシングジムだ。 久しぶりのミットを2ラウンド打ち続け、スタミナ不足の私はへろへろになって練習を終える。

練習後、やはり金子ジムOBの田口さんと、OBで代々木公園ヘルスケア鍼灸院院長の飯田氏と共に、代々木八幡にある『アヒルストア』へ行く。 カウンター8席と、樽をテーブル代わりにしているスタンディングスペースはすでに満員状態。 妹の和歌子さんに無理を言って席を作ってもらい、そこで3人分のアラカルトをみつくろってワインと共にオーダーした。

兄の輝彦さんに「どんなワインがいいかを感覚的に言ってくれれば、近いワインをお持ちします」と言われ、私は、普段飲む好みのワインがスペイン産ワインであること、この店はこだわりの自然派ワインを出してくれると聞いているので楽しみにして来た、とのことを話すと、まもなく3本のワインを持ってきてくれた。

そのうちの1本(銘柄はすでに忘れたが)を選んで飲んだ。 このフランスワインの特徴はワインの液体がトロッとした流動性を感じることで、味にも特徴があった。 結局3人で2本のワインを開けたが、一緒に飲んだ田口さんはこのトロッとするワインの方が旨かった、と称賛した。 つまみにしたのは、写真にある(ちょっと風変わりな)ソーセージやパテをつけて食べたパンなど。 どれもちょっと変わっていて美味しかった。 

素材を大切した自然派の味は、食後感が良く飽きがこない。 また来てみたいと思わせてくれる。
[PR]
by Hhisamoto | 2010-10-08 21:02 | ■B級グルメ