カテゴリ:■B級グルメ( 86 )

新宿 『ベルク』 体験 ②

e0028123_1954438.jpg自然卵を使っているというゆでタマゴもくせがなくて美味しい。 最もこだわっているというコーヒーもおいしかった。 味や香りが濃いわけではなく、分子が細かくて染みとおるような印象で、飲み終えた後の感覚がすっきりしていていい!

ハムの盛り合わせ(マイスターミックス)は、どれも美味しかった。 添加物などを使わずに自然の素材にこだわった食材をいただくと、いつも思うことは、味に驚くべきインパクトがあるわけではない、ということ。

つい商業主義に毒されている私は、テレビでタレントが 「なにこれ~、うま~い!」 と目からうろこが落ちるようなそぶりで語られる ”生まれてはじめて食べたうまいもの” という未知との遭遇を期待してしまうことがある。

しかし、惜しみなく手間が掛けられた自然派食品のおいしさとは、むしろ口にした時のインパクトは大きくない。 すんなりと口になじむ、という感覚だ。 そして食後感が非常にいい。 腹にもたれるなどということはあり得ない。 口に残るすっきりとしたうまみ感が、「できればまた食べたい」と思わせる。

私の持っている自然派食品の感触とは、そのようなものだ。
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by Hhisamoto | 2010-10-04 04:03 | ■B級グルメ

新宿 『ベルク』 体験 ①

e0028123_19253878.jpg人があふれ、雑然としたL字の店内。 どうしていいのか分からないでいる私に、カウンター越しの店員が「お決まりでしたらこちらからどうぞ」と招く。

もし、オーダーできてもどこで食べればいいのか、と席取りの心配が頭をよぎるが、今日はこの「ベルグ」で出されるコーヒーとハムの『味』を体感しにきたのだからと覚悟を決めてオーダーする。

ブレンドコーヒー(¥210)とマイスターミックス(¥480)、それとカウンターにあったゆでタマゴも一つ加えてもらった。 トレーを持って振り返るとたまたま(きたないオヤジの隣に)やっと座れるスペースを見つける。

確保した狭いシート席でコーヒーとハム・ゆでタマゴを味わうことに集中していると、「この席いいですか?」と席をさがして男女3人が目の前に立っている。 私がカバンを置いていた席を指していることに気づく。 自分のトレーを置くのがやっとの小さなデーブルだったため、目の前のイスには当然だれも座らないと思っていた場所だった。

「どうぞ」とうながすと女性が私に背を向けて座り、すぐに3人で話し始める。 狭い店内では、こんな相席もあるのか、と思い、カバンをどけて足元に移すと、こんどはとなりに座っていた若い新人OL風の女の子が、そのカバンはつめれば置けるので、自分の横に置くといい、と言ってスペースを作りだした。 なんともおせっかいでありがたい。

一人でグラスビールを飲んでいたかわいい女の子だったので、素直に受け入れて、私とその子の間に置かせてもらった。 思わずこれを機に話しかけてみようかと思ったが、若い子に言いよるスケベなオヤジの光景が頭をよぎり、おとなしく食べることに戻ったが、店の密度は万事、同胞意識を持たせるのに十分だった。

「密度の濃さがものごとの熟成を促す」というのは真理だと思わせる ”大阪ナニワ風” の親近感が湧く空間がベルクにはある。
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by Hhisamoto | 2010-10-03 22:38 | ■B級グルメ

吉祥寺さとうのメンチカツ

e0028123_2333568.jpg興味はあっても、こんな長蛇の列の一番うしろに並んでまでメンチカツを買い求めたくない、といつも自分を諫めてきたが、今日は土曜日の午前10時30分ということもあってか、5人ほどの行列しかない。 こんなことは見たことがない状況だったので、思わず並んでメンチカツを買った。
聞いていた通り、手作り感が伝わってくるいびつな丸型メンチカツはどことなく愛嬌がある。 一個180円だが、五個以上買うと140円。(私は五個買ったので700円だった。) 入れてもらった袋を持ってそのまま井の頭線に乗ると、ほくほくの温かい匂いが周辺にも拡がるのではないかと思うほど。 しかし、脂っこい匂いではなく、香ばしさが漂うといった期待が膨らむ匂いだ。

1日3,000個以上売り上げるというメンチカツだが、元来この「サトウ」という肉屋は松阪牛専門店として名高いお店とのこと。 (いつか松阪牛のステーキもここで買って家で食べてみたい。) 

また、2007年には中国人不法就労事件があった。 これは、店主が日本人・中国人という隔てなく、まじめでよく働く人を採用していたところ、その中に就労ビザが切れていた中国人が居た。 店主は日本人よりよく働いてくれるその中国人に時給1000円をきちんと出していたことが判り、ルールには抵触してしまったが、人間として公平な目を持っていた、ということで名を馳せた。

「国産黒毛和牛のうまみがギュッと詰まったメンチカツ」というキャッチフレーズ通り、肉が詰まっているにもかかわらず、あっさりとした美味しささえ感じる。 もちろん胸やけするような重い感覚は残らないので、ついつい数を食べてしまう。

「これで冷たいビールでもあったら止まらないな」と思っていると、母がエビスビールを持ってきてくれる。 今日は、敬老の日のつもりで実家に寄ったのに、「これでいいのか?」と昼からビールでメンチカツを食べる自分自身に疑念がよぎった。
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by Hhisamoto | 2010-09-18 23:28 | ■B級グルメ

餃子 『宇都宮みんみん』の商法

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仕事で宇都宮を訪れた際、宇都宮駅東口にポツンとある「宇都宮みんみん」の店を見つけたので、味見をしてみようと店に入る。

急ごしらえの様子のある少し変わったレイアウトの店作り。 さらにその料金の安さに驚かされる。 焼き餃子、揚餃子、水餃子、共に6個入りで各240円、ごはんの100円と合わせて定食にしても340円(餃子をダブルにしても580円)。 メインの餃子は1つ40円の計算だ。

約30席ほど収容できる店ではよほど回転が良くなければ採算がとれないはず。 しかし、店の出入り口にお持ち帰り用「お土産」売り場が大きなスペースで設けられているのを見つけて、その商売のカラクリが分かる。 なるほど「宇都宮みんみん」ほどのブランド力ができてしまえば、テレビ番組で美味しい餃子として紹介され、インターネットや通販で購入することができる。 本拠地の宇都宮に来てくれたお客様には、その味を試してもらう場としての店が用意されているのだ。 来店してくれたお客様で利益を出そうとしているわけではなく、店はあくまで味見の場。 「安くて美味しい餃子」という印象をすり込み、ファンを作る場だ。 見込んでいるのは「お土産」であり、ファンからの通販での注文! なるほどよく考えられている。

味はもちろん美味しいと思う。 最近のトレンド通りでニンニクを使用していない。 餃子にとっては最高の食材であるニンニクだが、においを避けて万人受けをねらう。 そのニンニクの代りに、パンチを出すための工夫をしたと思われるが、コショウなどの香辛料を多種類アレンジしているらしく、多めに食べるとやたらとのどが渇く印象があった。

今、東京‐宇都宮間は新幹線を使えば1時間。 その日、たっぷりと店で餃子を食べて、冷凍のお土産(6人前)を持ち帰った私を待ち受けていたのは、嫁さんと子供たちが作ってくれた自家製餃子のテンコ盛りだった。
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by Hhisamoto | 2010-09-13 21:21 | ■B級グルメ

クアラルンプールの夜

e0028123_14111635.jpg私にとってはじめての東南アジア出張となったクアラルンプール。

欧米と様子が違うことはかなり以前に聞いたことがあるが、体験によって実感することになった。 近代化しつつも、宗教感が日常生活を取り巻く社会。 亜熱帯特有の突然のスコールで洗い流されるようになる市街地。 そびえ立つ商業ビルと貧困が同居する街並み。 竣工の途中で資金が途絶えたために、そのままの姿で残るビル群。 有名無実となっている交通ルールなど、街ゆく人々はマイペース。 ・・・どれも興味深かったが、慣れるまでは少々疲れた。  

e0028123_14115391.jpgマレー系、中国系とインド系が混在するイスラム国家だが、豚肉も食べられる。 食べ物は何を食べても比較的安くて美味しいが、酒はビールをはじめ、コンビニで買っても高いため、酒飲みには面白くない。 

屋台も多く、その中でも肉骨茶(バクテー)は人気が高い。 南国なのでフルーツも非常に多彩でどれも美味しい。 ドリアンはポピュラーな果物として売られていたが、私は遠慮して食べなかった。 写真の料理は、マレー系のレストランで食べた魚を一匹まるごと使ったカレー鍋のような料理。 名前は忘れてしまったが、とても美味しかった。

慣れるまでの少しの時間と、英語の通じる余地があれば、私はまだまだどの国にも順応してみせる!
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by Hhisamoto | 2009-03-14 14:08 | ■B級グルメ

六花亭の「マルセイバターサンド」

e0028123_12305436.jpg最近の我が家のブームは、六花亭の「マルセイバターサンド」。

デパートなどで、北海道フェアとか、北海道物産展が行われると必ず出品されるので、すかさず買いに行く! あのサクサク感とレーズンバターのバランスが絶妙。 小川軒のレーズンウィッチなど、レーズンサンドは東京にも数あれど、今はこの「マルセイバターサンド」にはまっている。 今日もバターサンドを食べながら新聞を読んでいると、陸上の朝原宣治とシンクロの奥野史子夫妻の記事が目にとまった。 僕のなかでこの二人はちょっといい話しとして心に残っている。

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北京オリンピックリレーの銅メダリスト・朝原宣治さんが、妻とするシンクロの奥野史子さんと出会ったのは同志社大学のころだという。 当時の奥野はすでに国際大会で活躍するホープとして注目をあびていた。 ワールドカップ、世界選手権、そしてバルセロナ五輪では銅メダルを獲得する。 一方の朝原は、五輪選考会で落選。 彼女の活躍をテレビで観戦する。 翌年の世界選手権も落選した朝原には、当時の彼女がまぶしく見えてしかたがなかったという。 そばにいても別の世界へ行ってしまった彼女と、「陸上は大学で終わりにしよう」と思っている情けない自分がいた。

しかし、そんな朝原の心にカチッと火がともった。
このまま陸上をやめてしまうのは、あまりにもみじめと感じた彼が選んだ道は、当時は困難とされていた海外を拠点にしての武者修行の道。 ドイツを練習拠点にして欧州の競技会に毎週末参戦する日々をすごす。 つらかったが、強くなりたいという想いが勝った。 失敗は絶対に許されない。 なんとしても成功するんだ。 と自分に言い聞かせながらドイツで5年間をすごした。 さらに30歳を前に、2年間を米国に渡り、世界トップクラスのスプリンターと一緒に練習を重ね、自分を追い込んだという。

北京オリンピックのリレーで銅メダルを勝ち取った瞬間の朝原。 すでに二児の母となった妻・史子さんは、そのスタンドで感極まって嬉し涙を流し続けていた。
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by Hhisamoto | 2009-02-07 11:18 | ■B級グルメ

和食三昧

e0028123_22394865.jpg2月1日は、父親の80歳の誕生日と、結婚50周年を祝う会を、渋谷東急プラザの和食の店『いらか』で行った。 1月30日には、西麻布の「分とく山」で、いつもの仲間と最高の日本食を堪能したばかり。 それでも和食は、我々日本人に合っているのか、飽きることなく食べられる気がした。
父の話しで興味深かったのは、仲のよかったプロレスラー「大木金太郎」の話し。
渋谷で商売をしていたころの父と親しかった大木金太郎は、選手としての晩年の頃、第2の人生のための事業欲がむくむくを起ってきたらしく、よく飲食店を出す計画を父に話したという。 韓国に帰ってからの出店計画などを含め、いろいろな夢をふくらませたらしいが、結局は、さまざまな取り巻き連中にたかられ、資金も底をついたらしい。 「金ちゃんは、お人好しだったからなぁ」と、懐かしそうに語る父だった。
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by Hhisamoto | 2009-02-01 17:30 | ■B級グルメ

国立 安心おやつの 『はらドーナッツ』

国立のシュタイナー幼稚園「星の子」の運営委員会があった帰り道、カリーサロン「さくむら」でビーフカレーを食べる。 「さくむら」のマスターは、美味しいカレーの味を求めて食べ歩いたが、なかなか見つからず、自分の理想の味は自分自身で作り上げるしかないとの考えに至り、勤め人の頃から20年余りをかけてこの味を作り出したと話してくれた。 印象的なカレーとしては、虎ノ門「赤トンボ」のカレーなどを挙げていたように、どうやらマスターは欧風カレーを極めようとしているようだ。

e0028123_175970.jpgさらに帰り道、新しくできたドーナッツ屋『はらドーナッツ』で、子どもたちのためにドーナッツを買い込む。

この場所は、昨年まで「香鈴亭」という美味しいカレー屋があった場所だ。
安心おやつと銘打った『はらドーナッツ』は、10種類ほどのドーナッツをその場で揚げて、できたてを売っている。 何店舗か各地に出店しているらしいが、元は「原とうふ店」というとうふ屋がそのオカラを利用してドーナッツを作ったところから始まったらしい。 揚げたての香りの良さと、全粒粉がバランスよく使われているためか、味に深みがあってとても美味しい。


e0028123_1752697.jpg自分のためには、「ノイ・フランク」で、ローフトビーフを200グラム切ってもらった。

「ノイ・フランク」は、手づくりソーセージを販売する店であり、かつ店舗の奥にレストランもある。 限定販売している沖縄のアグー豚を楽しみにしている地元の方も多いらしい。

ローストビーフにかけるソースは、バターを火にかけて、しょうゆとレモンを使った「レモンバターしょうゆ」にしてみるか、それともオリーブオイルとにんにくで「ガーリックソース」を作るか?迷う。
いずれにしても、日曜の午後は、ビールとローストビーフで決まり!
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by Hhisamoto | 2009-01-18 17:27 | ■B級グルメ

焼いもには「紅あずま」を

e0028123_8394455.jpg家族五人で富士吉田のロッジに2泊3日で泊り込み、火をおこして煮炊きをする生活をした。
 (こんなアウトドアを一度やってみたかったのだ!)

選んだのはPICA富士吉田というキャンプ村のロッジ。 山中湖など富士五湖周辺に「オーガニック」「人と自然」などをキーワードに運営されているアウトドアリゾートだ。

「なんでこんな寒い時期に、富士山のふもとでアウトドアなの? キャンプとかって夏にするものじゃないの?」 という嫁さんの問いかけに押されながらも、「夏のキャンプなんて、女こどものすることだ」と、嫁さんと娘を相手に必死に反論・説得した。

不肖・私が描くアウトドアのイメージは、吐息が白く目立つ漆黒の夜に、集めた枯れ枝をパチパチと燃やしながら静かに人生を語るC.W.ニコルだ。 ウイスキーの小瓶をチビチビとすすれば、いぶく煙が目にしみる。 そんな光景なのだ! 本物のアウトドアは、厚手のワークシャツを着て、吐息が白くならなきゃダメなのだ! 

鉄板を使ってやきそばを作りながら、炭焼きの火元で焼いもを焼いた。
街道沿いの八百屋で買い込んだ「紅あずま」というサツマイモを、アルミホイルで包み、炭火に放り込んだだけだが、忘れた頃に取り出して食べると、最高にうまかった。

水分を多く含んでいるため、ホクホクというよりもっちりとやわらかく、しかも甘い。
洋菓子のスイートポテト、和菓子の芋ようかん、に近い食感。
アーミーナイフで縦半分に割って、スプーンですくい取るように食べることができる。 

焼いもに使うサツマイモは、「紅あずま」で決まりです!
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by Hhisamoto | 2008-12-30 08:38 | ■B級グルメ

神田神保町 「カーマ」のキーマカレー

e0028123_2273816.jpg唯一見ていた連続ドラマ 『風のガーデン』も終わってしまい、テレビ番組は一様にへたれた年末の特集番組に切り替わっていくようで面白くない。

特にコンテンツ不足に悩む民放が、一つの番組の中で同じシーンを繰り返し使って時間を埋める見せ方を多用している番組には、情けなさすら感じてくる。

その点、NHKの番組は節操があるし、ドキュメンタリーものは見ごたえのあるものが多いと思っているが、NHKを好むようになってきたのは、自分の歳のせいもあると思えていたので、あまり公言したことがなかった。 そんな折、今月から新たに仕事仲間となった28歳の新人が、「久本さんはどんなテレビを見ますか? ボクはNHKが好きなんです」 と明るい顔で言われた時は、完全に先手をとられて追い込まれたベテランバッターのように苦笑いするのみだった。

その新人を連れて昼食に出たので、久しぶりに「カーマ」に立ち寄った。
相変わらず少ないメニュー(チキンカレー、キーマカレー、野菜カレーのみ)で勝負している美味しいインドカレーのお店だ。 (インドカレー系では、私はこの界隈でトップクラスだと思っている)

辛口のチキンカレーを食べた新人君は、その辛さに汗だくになっていた。
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by Hhisamoto | 2008-12-20 21:57 | ■B級グルメ