カテゴリ:My room( 13 )

100万人のキャンドルナイト

e0028123_2247570.jpg辻信一さんの『スロー』メッセージに感化され、その存在を知ってから今年で2年目の100万人のキャンドルナイト。

今年のホームページはこんな暖かいデザインになっていた。
私の中では、経済・消費・物質中心の時代に終わりを告げて、こころの充足感、日常の等身大の幸せを大切にする気持ちを再認識する時間だと思っている。

今年の5月、10年間連れ添った愛車「サターン」を引退させた。
アメリカが好きだった私が日本で買い求めたGM車サターン。 日本で3000台しか走っていないレアもの感覚を楽しませてくれた。 はじめてのチャイルドシートをつけて走ったのもこのクルマ。 それから10年、5人の家族を乗せて走ってくれたこのクルマ。 エンジン音は大きく、決して快適なクルマではなかった。 キーも入っていないのに、突然クラクションが鳴り出した。 大雨の日にワイパーは止まるし、電気系統のトラブルにはずい分と泣かされた。 楽しい思い出が満載のサターンよ、ありがとう!

昨年、会員制大型ホールセール『コストコ』のメンバーズカードを捨てた。
アメリカらしいダイナミックで雑多なモノ文化がこのコストコによく表われていた。 ばかでかいショッピングカートに子どもを乗せて、倉庫のような売り場を駆けめぐり、食いきれないほどの肉のかたまりと飲み物や遊び道具を買い込む。 帰り際には、とんでもなくでかいピザとホットドックにクラムチャウダーを買って家族でほおばる。 たいした味ではないけれど、家族でバーベキューする感覚にも似た楽しいひと時だった。
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by Hhisamoto | 2008-06-22 22:41 | My room

近ごろの旅スタイル

数年借りていたアパートを解約して出ていく時、驚くほどきれいにかたずけていく人がいる。 「飛ぶ鳥あとを濁さず」とはこういうことか、と感嘆してしまうほど完璧に。 だれに誉められるわけでもない。 また、多少の汚れが残っていたところで、だれに責められるわけでもない。 それでも折り目を残し、凛として立ち去る人がいる。 案外そんなところに人間本来の「人となり」が映し出されるのかもしれない。

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e0028123_20152132.jpg休みを利用して北へ旅した。 
最近の我が家の旅行スタイルは「旅籠屋」というアメリカンスタイル・ロードサイド型の素泊まりホテルをとって車で移動する方式。

部屋の中ではキングサイズの2つのベッドを隙間なく寄せて家族5人でザコ寝。 風呂は近くの温泉ランド。 子どもたちも大喜び! 家族旅行にはこれが最適。

ベンチャービジネス「ファミリーロッジ旅籠屋」として、数年前から日本各地にどんどんとフランチャイズ店を増やしている。 (リタイヤした方が投資して自分の宿を経営するフランチャイズ形式とみた) どこの旅籠屋に行っても作りはまったく同じ。 まるでコピーして持ってきたよう。 でも、使い勝手のよさで合格!

e0028123_2015036.jpgサントリー白州蒸留所にも立ち寄ったし、そのすぐ隣りにあるお菓子の「シャトレーゼ」工場も見学した。

私がハンドルキーパーだったのでウイスキーの試飲はできなかったが、シャトレーゼの工場ではアイスクリームが食べ放題だった。 イスに座ってガラス張りの工場内を見ながらアイスクリームを食べていると感じた「懐かしい」におい。 これは洋菓子工場特有の生クリームと焦げた糖分のにおいだ。 子どもの頃、私の育った環境に常にあった懐かしいにおい・・などと感傷に浸りながらアイスクリームを6つほど食べると、身体が完全に冷えきっていた。 
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by Hhisamoto | 2008-04-29 20:14 | My room

槇原敬之 『遠く遠く』

春はいい!
新しい環境への期待と多少の不安が混じった話しを聞くこと自体が嬉しい。
進学や進級の門出は明るいニュース以外のなにものでもない。

甥っ子が、めざしていた中学に進学することができたと聞いた。
自分の子どもができて、初めて他人の子供も可愛いいと思えるようになった未熟な私にも、ほんとうに新鮮な感覚で聞くことができた。 自分のことのように喜べる自分に対しても嬉しかった。
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e0028123_19222392.jpg槇原敬之の歌詞には心に響くものがある。

大切なことは「変ってくこと」「変わらずにいること」♪。
この意味深いフレーズなどは、いったいどこから生み出されてきたのだろうかと思う。 前に進むために変っていくことと、環境や自分の立ち位置が変っても、頑固に変わらずにいたいと思う部分。 みんなが持っている感覚だと思う。


外苑の桜は咲き乱れ
この頃になるといつでも
新幹線のホームに舞った
見えない花吹雪思い出す
まるで七五三の時のよに
ぎこちないスーツ姿も
今ではわりと似合うんだ
ネクタイも上手く選べる

同窓会の案内状
欠席に丸をつけた
「元気かどうか心配です」と
手紙をくれるみんなに

遠く遠く離れていても
僕のことがわかるように
力いっぱい 輝ける日を
この街で迎えたい

いつでも帰ってくればいいと
真夜中の公衆電話で
言われたとき 笑顔になって
今までやってこれたよ

どんなに高いタワーからも
見えない僕のふるさと
なくしちゃだめなことをいつでも
胸に抱きしめているから

遠く遠く離れた街で
元気に暮らせているんだ
大事なのは「変ってくこと」
「変わらずにいること」

同窓会の案内状
欠席に丸をつけた
だれよりも今はみんなの顔
見たい気持ちでいるけど

遠く遠く離れていても
僕のことがわかるように
力いっぱい 輝ける日を
この街で迎えたい

僕の夢をかなえる場所は
この街と決めたから
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by Hhisamoto | 2008-04-20 19:17 | My room

オリンピック記念青少年総合センターにて

e0028123_1946649.jpg東京オリンピック選手村の跡地だった一部を施設として利用し続けているらしいが、はじめて中を見てその立派な造りに感心。  40年も昔によくこれだけの近代的な建造物を作ったなぁ、と感心。 オリンピック誘致による景気の扇動、経済効果を期待する政治家がいることを、あらためて納得させられた。

地元国立の幼児教育に関っていることから、代々木のオリンピック記念青少年総合センターで行われた全国規模の会に出席した。 日本全国から集まってきた幼稚園、保育園、あるいは自主保育の団体の保育者や運営者が集ったが、その席でさまざまな有益な話しを聞くことができた。

たまたまカフェテリアで隣り合わせて、昼食をとりながら語ってくれた女史の話しにも感銘を受けた。 福井県で40年に渡って保育園を運営してきたその方の話しは、国が保育園として認可を出す代償に求められてきたことは、保育は人間形成の場というよりも、経済的・政治的な効能が優先されてきたことだったという。 しかし、そんな状況の中でも幼児期の体験や心の成長が、その後の人間形成にどれだけ重要であるかに気づき、独自で「人間が育まれるの場」とする努力を積み上げてきたという内容だった。 高齢にも、逆風の現況にも屈することなく、少しでも新しいものを取り入れて前進するために東京まで勉強しに来ていたのだ。

人は、『気づき』があることで大きく違ってくるなぁ、と感じる一日だった。

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by Hhisamoto | 2008-02-02 22:40 | My room

飯能 『ムーミンの屋敷』

e0028123_23294391.jpg入間川の流れる飯能市には、「あけぼの こどもの森公園」というところがあり、その中に、私ら親子お気に入りの『ムーミンの屋敷』がある。

所用で飯能に出かけると必ずこの公園に立ち寄り、ムーミン屋敷に入り込む。 天然切り出しを思わせるずっしりと重そうな木材が柱に使われ、呼吸するような漆くいの壁土におおわれている。 素朴で闊達な金属工芸や機能する暖炉の暖かさもいい。 すべてに手の込んだ三階建てのその仕様に驚かされる。

e0028123_23301053.jpgこども達はこの中で、かくれんぼうなどの素朴な遊びに夢中になる。 小さなこども達には、隠れる場所を十分に連想させる何かがあるらしい。 ここは無邪気な遊び方に興じさせてくれる空気に満ちている。 こども達も、DSで遊ぶ姿がまったく似合わない場所であることが分かっているかのようだ。
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by Hhisamoto | 2008-01-26 23:34 | My room

山中湖のコテージにてエコ気分を

e0028123_21283419.jpg新しいコンセプトで昨年8月にオープンしたばかりの「PICA山中湖ヴィレッジ」というコテージに一泊した。

新しいコンセプトとは、オーストラリア・タスマニア大学の教諭だったビル・モリソンとゼミの学生だったデヴィッド・ホルムグレンが体系化した、持続可能な生活システムをつくり出すためのデザイン体系「パーマカルチャー」 permaculture 【パーマネント(permanent:永久の)とアグリカルチャー(agriculture:農業)という言葉を掛け合わせた造語】、同時に「永続的な文化」という意味も表すというもの。 http://yamanakako.pica-village.jp/p/concept.html

e0028123_2283657.jpgコテージにはテーマがあるということなので、手作り凧キット・こま・かるた・湯たんぽ・ゆず湯キットがあるという「日本の冬遊び」というコテージを選んでみた。

夜7時すぎからの天体観測ワークショップにも参加した。 しんしんと冷え込む夜に天を見上げて身体の芯まで冷えきった状態でカシオペア座の説明まで聞いた。 部屋に戻ると、子ども達はゆず湯に飛び込んみ、私は昔ながらのこたつにもぐりこんだ。

センターハウスには、工藤夕貴も使っているというペレットストーブがあった。


e0028123_21554619.jpgエコといえば、京都議定書の目標達成期間である5年間が今年から始った。 CO2をはじめ、対象となる6種類のガスを先進諸国で5.2%削減しようじゃないかというものだが、すでに厳しい状況が予想されている。 それでも、人間自身が自らの限界を認めて、共存のための道を模索しようとする行動には高い意志が感じられて、とても敬虔だと思える。

シンプルでいて本当においしかった夕食のこだわりコースや朝食を食べながら、そんなことを考えた。
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by Hhisamoto | 2008-01-05 21:24 | My room

銃について

e0028123_9373367.jpg32名が死亡するというバージニア工科大学で起きた銃撃事件。 その有り様は全米の危機感を煽るほどにショッキングで凄惨だった。 しかし、アメリカの銃に対する考え方は、日本の考え方とは大きく異なっていると私は思う。

私がアメリカに滞在した80年代後半にも、いくつかの事件が身近で起こり、「身を守るための銃」について考えさせられたことがあった。

自分の身を守るために銃を所持すべきか? という仮定の問いかけに対して、アメリカに長く滞在する友人が、「銃を持ったら、同時に人を撃つ覚悟を持ちなさい」と教えてくれた。 「銃を構えて撃たなければ、あなたが撃たれるのだから」とも。 つまり、銃を持っていれば脅かしになるだろう、などという考えは甘いのだ。 撃つ気がないのなら持つべきではない。 撃つ気がないのに銃を持つことほど、自分が危険にさらされることはない、と教えられた。 逆説を使って強く戒めてくださったこの言葉が今も私の記憶にある。

今回の大学乱射事件で、銃規制論議より「銃の所持が最大の防御策」とする主張が強い。 銃で防げたと残念がる。 これがアメリカだ。
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by Hhisamoto | 2007-05-01 21:52 | My room

三鷹ジブリの森

e0028123_2212015.jpg友人家族と共に行った『三鷹ジブリの森』。 
おもしろかった点が2つ。

土星座という小映画館があるが、そこで上演されていた『やどさがし』という短編映画は、セリフがほとんどなく、すべての音声(音楽・効果音・セリフ)を人の声だけで表現している。 また、場面に沿ったものの動きや様子・音をあらわす文字が画面に現れるという珍しい作品。 その声の出演が、タモリと矢野顕子だった。 子どもたちも喜んでいた。

もう一つ、館内では自分の子どもの撮影を禁じていること。 最近、親は何かと子どもをビデオに収めることに夢中になるが、子どもと共に遊ぶことに夢中になるべき。 そしてカメラではなく自分の目に収めよ、というメッセージには納得。 私の娘がお世話になったシュタイナー幼稚園『星の子』も同様にビデオやカメラ撮影をいましめていた。
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by Hhisamoto | 2007-01-08 23:18 | My room

ダイヤモンドシティ・ミュー

e0028123_21582590.jpg武蔵村山のダイヤモンドシティ・ミューに行った。 

国分寺市から車で40分ほどの郊外にある「ダイヤモンドシティ・ミュー」という名前のついたショッピングセンター(SC)に行ったが、その大きさと設備に驚かされた。 もともと日産自動車の工場跡地らしいが、ジャスコ、三越、専門店、レストラン街、映画館などが、3階建ての総合ショッピングモールとして150店舗くらいは出店していると思われるし、4,000台以上の無料駐車場があるという。 おそらく都内でもトップクラスの規模だろう。

設備もすばらしく、トイレも身障者用はもちろんのこと、手を洗うエリアの工夫、子ども用トイレまであり、清潔で行き届いている。 聞けば、イオンが大株主で運営するダイヤモンドシティという会社が、このような都市近郊・郊外型の大規模モール型ショッピングセンターを日本の都市部を中心にいくつも作り始めているという。 

今から20年前、アメリカ西海岸の総合ショッピングモール「サウスコースト・プラザ」をはじめて見たとき、こんな買い物文化はアメリカ特有のものだろうな、と驚いたが、日本も追従しているかのように見える。 ホールセールのCOSTCOもそうだが、日本は政治や経済に関してはすでに十分過ぎるほどアメリカ寄りだが、生活・文化面もまだまだアメリカナイズされる余地があり、現在も進行中だと思うと、これまた驚きだ。 

朝まで生テレビで田原さんが、「世界で独立して成り立つ国はアメリカと中国しかない。それ以外の国は何らかの依存関係をもって成り立っている」といっていたが、ともすると日本の個性や文化などが、ほんとうに小さいものに思えてしまう。
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by Hhisamoto | 2007-01-06 21:53 | My room

サウスポーの謎 【前編】

7歳になる私の2番目の娘は「左利き」だ。 同じように生まれ、同じような環境で、同じように育った3人の娘の中で、一人だけ左利きだ。

e0028123_17243553.jpgだまっていると箸を左手で使いはじめるので、最初のころは右手を使うように促すと、意識してもどかしげに右に持ち替えたりしていた。 しかし、子供どうしで夢中になって遊んでいる時、やにわにボールをつかんで投げるのは必ず「左手」だ。 教えてもいないのに、ころがってきたサッカーボールをけり出したのも「左足」だった。

なぜ、教える前から「右利き」「左利き」があるのか?
生まれてきた時点では、白紙ではないのか?


嫁さんの母いわく、「左利きは生活していく上で、利点が何もなく、不自由なだけ。」 歯列矯正と同じく、親の努めとして直してあげるべき、とかなり強く意見された。 これは、「持って生まれた個性であるなら、無理に直す必要はないのではないか」、と安直だった私を考え込ませた。

私は右利きだが、左利きの立場を想像するに、たしかにプラスになる点は見当たらない。 実利的な面だけでなく、格好がいいものでもない。 タバコを吸う人になら、メリット・デメリットを突きつけて「さぁどうする!」と言えるが、右・左の問題はそんな程度の話しではなく、案外と深いことに気づかされた。

左利きに限らずだが、「社会的に不利な状況」というものはあると思う。
人間社会には、「差別」というものがつきまとうが、「いわれのない差別」と言われてきたものもある。 大げさかもしれないが、左利きであることによって、右利き社会の人間より、常に数%づつの労力を要することになるのであれば、利点のない少数派にまわることを避けるべきなのである。
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by Hhisamoto | 2006-05-10 16:50 | My room