<   2007年 06月 ( 10 )   > この月の画像一覧

『新幹線ガール』 徳渕真利子 著

e0028123_23474844.jpg新幹線パーサーという職に従事する300人の中でトップの売上成績を持つ徳渕真利子さんという方の話し。

しかし、パーサーの業績を売上高で計るシステムがあるわけではなく、むしろ「サービスのクオリティ」を重視するがゆえに、売上目標や売上成績を課していない。 そんな職場の中で、この人はダントツの一位であり、しかも他の人の平均の3倍を売り上げた。 その結果を見せつけられて、管理者層が逆にハッとした。 「やり方によってはまだまだ売上も伸びる余地があったんだ」、と気付かされたのではないだろうか。

そして、その秘訣が「目からうろこ」ではなく、仕事に対して至ってシンプルでまっすぐな姿勢から発せられていることが分かった時、上層部は内・外部への好影響を予想することができ、嬉々としてよころび、本を出版させるまでに動いたのだろう。

そんな本なので、ビジネス書やその手の啓蒙書と思って購入するのはちょっと間違い。
もちろん「徳渕メモ」の利用や、小銭の音が聞こえた方へお客を探しにさりげなく近寄ったり、といった「営業ノウハウ」についても書かれている。 しかし、この人の基本は「心の中で会釈」する気持ちが表情や態度に表れ、それが人の3倍お金を使わせることに結びついているのだと思う。 ノウハウ本と思って手にしたオヤジくさい輩に、か~るく肩すかしをくわせる本。
[PR]
by Hhisamoto | 2007-06-27 23:46 | ■えせ文化人(本、映画・・)

『ビーフカレー』 by フクイのカレー

e0028123_2116584.jpgビーフかポークか? と好みを問われれば「ポーク」と答えてしまう方なので、私にはちょっと説明しづらい。 そして、かなりカラい。(フクイカレーの特徴かもしれない)

自分の中では、ちょうど今日見た映画 『007カジノ・ロワイヤル』のイメージと重なるような一途に突き進む辛さがあると思えた。
ぜひ、お試しあれ!



  ************** * *************
  
  注:「フクイのカレー」とは
  愛知県豊橋のカレーシェフ・福井英史氏が作る至極のカレー。 
  現在、電話(0532-61-4269)による通販でしか入手することができません。

  (紹介されているサイト

e0028123_11313429.jpg 野菜カレー  400g×2袋 (4人分) ¥1,365
 大辛カレー  400g×2袋 (4人分) ¥1,365
 ビーフカレー  400g×2袋 (4人分) ¥1,417

 ソースカレー  400g×2袋 (4人分) ¥1,155
 ハヤシソース 400g×2袋 (4人分) ¥1,155
 黒ゴマカレー 400g×2袋 (4人分) ¥1,155

 ポークカレー辛口 400g×2袋 (4人分) ¥1,155
 ポークカレー2007 400g×2袋 (4人分) ¥1,365
[PR]
by Hhisamoto | 2007-06-23 21:01 | ●『フクイのカレー』

後楽園ホールにて

e0028123_23264741.jpg金子ボクシングジムの興業『GOLDEN CHILD BOXING Vol.83』 を観戦。

金子ジムの選手は4回戦ばかりだったが、どれも積極性のあるいい試合を見せてくれた。 帰りにリングサイドにいらした先代・金子繁治会長に挨拶。 元気なご様子でなにより。 
そのあとは、沖縄出身の宮城氏と水道橋の縄のれんをくぐって一杯。
[PR]
by Hhisamoto | 2007-06-19 23:23 | ■おやじスポーツ

映画 『16 BLOCKS』 は、男の一分!

e0028123_2044247.jpg昔、『ガントレット』というクリント・イーストウッドが主演した映画があったのを思い出した。 ブルース・ウィリスが主演する『16 BLOCKS』は、バスにたてこもって闘うシーンに至るまで、まさに『ガントレット』のリメイクだ。

自分の中のほんの小さな正義感が、大きな不文律となり、世間を敵にまわしてでも闘うことを選択させる男の行動となりえる。 このテーマは時代を通して色あせない。 だからこそクリント・イーストウッドが演じ、今ブルース・ウィリスがこの原作を選んだのだろう。 

組織の中で、自分に折り合いを付けて生きることに疲れ、酒が手離せない男のやさぐれ感を演じる歳になったブルース・ウィリスの好演は、時のクリント・イーストウッドを彷彿させるものがある。 疲弊した人生の後半に至っても、魂のわずかな一点で譲れないものは眠っていて、それが臨界点を超えたある瞬間に目をさます心の叫びを表現しているのだと思う。

だれにでも社会で生きるために譲歩している範囲がある。 一方で、男としてどうしてもごまかしきれない自分の中の結界がある。 私はこんな古典的ハードボイルドが大好きだ!
[PR]
by Hhisamoto | 2007-06-16 20:43 | ■えせ文化人(本、映画・・)

和食バイキング 『野の葡萄』

e0028123_2117332.jpg平日の休みにダイヤモンドシティー・ミュー(武蔵村山)のランチバイキング(¥1,600)を食べた。 自然食菜ビュッフェ「健康を食べにきてください」がサブタイトルになっている店。

どれを食べても美味しいく、既成のビュッフェの質の低いイメージはまったくない。 身土不二とか地産地消をテーマにしていて、体にやさしい旬の野菜を使った料理や飲物を約80種類用意しているという。 おそるべし!


e0028123_21213987.jpge0028123_21215345.jpg


[PR]
by Hhisamoto | 2007-06-12 21:11 | ■B級グルメ

映画 『スーパーサイズ・ミー』

e0028123_2050398.jpg『スーパーサイズ・ミー』という(こんなもの誰が見るのかと思わせる)奇妙なアメリカ映画がある。

あらすじには、「一ヶ月間、すべての食事をマクドナルドのメニューで摂っていたら、体はどうなるのか? そんな疑問に、スパーロック監督が自らの肉体をもって体験し、答える超異色のドキュメンタリー」とあったが、すべてその通りのファーストフードに対する警鐘映画。

米国の食品業界では今、トランス脂肪酸(Trans Fatty Acids)を排除していこう! とブームになっているらしい。 トランス脂肪酸(TFA)と呼ばれるこの物質は、悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを減らすため、心臓病のリスクを高めることが分かっている。 日本の死因のトップは癌だが、米国の場合はメタボリックな人間が多く、死因のトップは心臓病なので、文字通りの死活問題なのだろう。

トランス脂肪酸は、マーガリンやショートニングを製造する際、液状の脂肪酸を固形化するために水素を添加する過程で発生する物質。 天然に存在する脂肪酸は、ほぼ全部シス型という立体構造を形成しているが、この水素添加したものは、トランス型という天然にない構造になるという。

e0028123_2152240.jpg米国食品医薬品局(FDA)は2004年1月から食品中のトランス脂肪酸含有量の表示を義務化しているという。 マクドナルドも全米13,000店で使っている油をトランス脂肪酸の少ないパーム油に切り替えているという。 

EU圏の国のトランス脂肪酸への対応はもっと顕著らしい。 オランダはトランス脂肪酸を含む油脂製品を全面販売禁止。 デンマークは、ある限度以上のトランス脂肪酸を含むものは販売を禁止。 フィンランドでは、トランス脂肪酸ゼロのマーガリン「ベネコール」の販売が、同国マーガリンの売上げのトップを独走しているという。

自分の食生活も見直さないといかん! と思いつつも、ずいぶんと時間が経ち、私もすでにメタボリック気味。
[PR]
by Hhisamoto | 2007-06-10 00:10 | ■えせ文化人(本、映画・・)

にっぽんの現場 『町工場 ドリルガールズ』

e0028123_21324288.jpg何げなくつけたテレビの、NHKのドキュメンタリーに目がくぎ付けになった。 題名は 『町工場 ドリルガールズ』。 世界のトップレベルといわれる金属加工部品を生産する東京・鎌田の町工場に働く女子社員の話しだ。 まさに職人芸というべき熟練の旋盤工の世界に入り込んだ若い女性たち。 生活感も含めたその真摯な生きザマは、アメリカのドラマ『ER』を思い起こさせる。

少し前までは、工業高校を卒業した男子が入社してくることが慣例だったそうだが、いまこの会社を支える若手といえば近隣の高校を卒業した体育会系女子だそうだ。 9年前に入社した女性を筆頭に、バレーボール部やバスケット部の後輩たちが毎年のように入社するようになっているそうだ。

鋼鉄の塊りにドリルで100分の1mmの精度で穴をあける。 オイルで摩擦と温度を制御しながら、耳を澄まして工作機械を操る。 情報処理と称して実体験のないデータを操る男が増えているように思える世の中で、この女性たちは、自らの指先の感覚や目・耳から入るわずかな違いを感じ分ける五感で勝負している。 技術を体全体で覚えこみ、自分が作った鋼鉄の製品を荷台の積み上げて心を躍らせている姿がある。 私はこういう(意思を持った)生きザマに敬意の目を向けてしまう。

価値は自分で見つけるもの。 どんなところにも花は咲く。
どんなところに咲いた花でも、美しい花は魅力的だ。

■ 本放送:6月 7日(木)午後11:00~ 
■ 再放送:6月13日(水)午前 1:50~  (火曜深夜)
[PR]
by Hhisamoto | 2007-06-09 21:25 | ■えせ文化人(本、映画・・)

見城徹 『編集者という病い』

e0028123_22521713.jpgこの見城さんという方は、人の心を震わせるモノをもっている人たちのことを「表現者」と呼ぶ。

人の魂に接近し、しがみついて離れない。 どこまでもつき合う。 地獄の果てまででもつき合うぞ、と覚悟を決めてしまう。 「もうおまえしか目に入らない」とほれ込んで、寝食を共にするようなつき合い方をする。 やがてその表現者たちも、この人にすべてをまかせて、自分は創作活動に専念しよう、という気になる。

ただ、尾崎豊とだけは地獄が深かった。 炎の力もハンパではなく、いっしょに燃えて灰になりそうだったらしい。 七転八倒のもがきの中で光を放つ尾崎豊。 「自分も狂わない限り、尾崎とはつき合えない。」 ギリギリのつき合い方しかできない関係の中で、尾崎が死ぬ。 「悲しいけれど、ホッとした」という言葉も凄まじい。 

さらに苛烈なのは、ヘミングウェイを引合いに「結局、自分は自殺すると思う」と、この本の中で語っていることだ。 「人は死に向かって生きている。 人生で死を忘れさせてくれるのは、恋愛、仕事 ・・・」と、死を徹底して意識している。 死を恐れている。 そして、その反動をエネルギーに変えて、振れ幅の大きい生き方をしている。

編集者であることから、自らは出版意思のなかった見城徹の本。
刺激的以外のなにものでもない。 スゴイ生きざま!
[PR]
by Hhisamoto | 2007-06-08 22:51 | ■えせ文化人(本、映画・・)

ホンモノの味 ドイツの『ラーデベルガー・スピルナー』

e0028123_18385761.jpgこのラーデベルガースピルナービールは、ドイツの最高級プレミアムビールとのこと。 歴史的にも王室から愛され支援を受けるほど珍重されてきたビールだという。 それでも日本において流通していなかったのは、大手企業がもくろむ利益計算が立たなかったという理由のみ。 その味と飲みごたえは一級品だと思う。

また、特徴は苦味だと思った。
前日に飲んだオーストリアのゲッサービールに軽量感を覚えるほど、この「ラーデベルガー」にはしっかりとした苦味がある。 それもギネスや黒ビールとは違って、ホップの苦味と認識できるような明瞭なうまさがある。

ドイツには古くから『ビール純正令』なる法律があり、大麦、ホップ、水、酵母だけがビールの原材料として認められ、今も純粋なビールのみが醸造されているという。 このようなビールを日本に居ながらにして味わい、楽しんでもらうために、輸入業者としてはそれ相応の苦心をしていると、イエナ社の友田氏は言う。

EU圏の国から日本にビールを運ぶためには、通常20日近くの航海をすることになる。 そのうち船がインド洋を通る7~8日間は赤道付近を通るルートとなるため、場合によっては船内の気温が60℃を超えることがあるそうだ。 その環境からビールのようなデリケートなモノを守りながら運ぶためには、リーファーといわれる定温コンテナによる輸送が不可欠となる。 この措置を施したものと、そうでないビールでは雲泥の差があるという。

知れば知るほど、ビールも美味しくて、おもしろい!
[PR]
by Hhisamoto | 2007-06-02 18:38 | ■B級グルメ

ホンモノの味 オーストリアの『ゲッサービール』

e0028123_2112926.jpg日本は、世界中のたいていのモノが手に入り、口にすることができる幸せな国、と考えがちだが、経済が中心となって動いている国であるため、ある一定の市場性を持たないものは、日本では流通しない。 海外のビールがまさにそれで、サッポロ、アサヒ、サントリー、キリンといった大手飲料メーカーは、そのニッチな市場に参入する経済価値を見出していないそうだ。

私がアメリカで好きだったビール「クァーズ」は、日本で飲んでもあまり美味しく感じなかった。 その理由は、カリフォルニアの乾いた空気にぴったりと合うから美味しいと感じたのであって、日本には日本の気候・風土に適合した日本のビールの方が、より美味しく感じるのだろうと思っていた。 しかし、日本で売られているアメリカの「クァーズ」は、なんと中国で生産されているものだそうだ。 「クァーズ」は、コロラドのロッキー山脈の雪解け水を使って仕込んだビールじゃなかったのかョ~、と声を張り上げたい気持ちになった。 聞けば、薄利多売のビールという商品は、輸送も含めてコストをかけることに限界があるので、そのほかの海外ブランドビールもほぼ同じように力の入らない状況らしい。 

いま日本では、東京のイエナ社だけが輸入しているビールが4種類ある。
オーストリアのゲッサービール、エーデルワイスビール、ドイツのラーデベルガービール、シェッファーホッファービール。 イエナ社の友田社長からもらった中の1本『ゲッサービール』をさっそく飲んだ。 その圧倒的な麦芽とホップの香りがなんとも印象的。 日本のビールにはない種類のコクが伝わってくる。 詳しいビールの知識がない私にも、まぎれもない本物の味を感じさせてくれる。 こういうビールは冷やしすぎずに飲むとうまいはず、という私の感は当たった。 麦や酵母といった原料の豊潤さを味わえるような気さえする。 また、飲み終わったあとに、雑味が口に残らないのはなぜだろうか。 日本のビールとは根本的に違う何かがあるのだろうか?

ホンモノの味わいがウレシイ!
[PR]
by Hhisamoto | 2007-06-01 21:05 | ■B級グルメ