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インド料理研究家の香取薫さんと

e0028123_17182182.jpgインド料理研究家の香取薫さん、フクイカレーの福井氏と三人でお会いすることができた。

昨夜は、分とく山で野崎さんの料理とお話しを伺うことができて、なんとも楽しい会食だったが、私にとってはさらに充実した楽しい時間だった。

香取先生のインド料理教室には、私も以前に1年半ほど受講させていただいた。 夜の6時30分から始まる教室への参加は、未知のとびらを開く新鮮な感覚があった。 インド料理を深く愛してやまない香取先生の言葉が、軽いストームのように仕事の疲れを別次元へ吹き飛ばしてくれた記憶がある。 今回は、常に新しいカレーの創作と自己啓発を怠らない福井氏の想いが、香取先生の貴重な時間をゲットした。 (写真は、武蔵境スターバックスにて、香取薫さんと福井氏)

今日パーティに行かれるという香取さんは、目にも涼しく鮮やかなインド衣装での登場! 話しは、あっという間に冷凍設備のノウハウから食の在り方にまで及んだ。(実は、そんなに硬い話しばかりではなく、面白いよもやま話しが多かったが!) 私には、二人が、どうしたらこの美味しさや楽しさをより広く伝えられるか、というテーマに取り組まれているように聞こえた。 福井氏は、現在通販のみで勝負しているが、店は持たないのかとの声も出ている。 香取さんは、優秀なインストラクターが多く育ったこともあり、さらに教室を拡充して行きたいご様子だった。 

「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる。」
香取さんも福井氏も前しか見ていなかった。
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by Hhisamoto | 2008-07-20 17:09 | ●『フクイのカレー』

今、私に考えられる最高のおもてなしの店

80年代の後半、私がアメリカでたいへんお世話になった甲斐さんが帰国された。
今、私に考えられる最高のおもてなしの店といえば、野崎さんのいる「分とく山」をおいて他にないので、フクイカレーの福井氏との3人で会食をセッテイングした。

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結局、甲斐さんは「分とく山」を大いに気に入ってくれて、銀座の夜まで含めて、全面的にごちそうになったのは我々の方だった!

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e0028123_19212026.jpgあゆのうまみを絶妙に使った「あゆご飯」。 おそらく一番最初に出されたら、この一品だけで満足してしまうだろうと思えた。 いつ頂いても、ご飯そのものが抜群においしいのが、分とく山の単純にして大きな特徴だと思う。

相変わらず取材等で昼間は忙しいという総料理長の野崎さんだが、この板場に立つことを第一に優先しているという。 
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by Hhisamoto | 2008-07-19 19:18 | ■B級グルメ

『夏向きトマトカレー』 by フクイのカレー

e0028123_21382618.jpgプロボクシンングにも4回戦の試合があるように、プロテニスにもマイナーなトーナメントがある。 今日、子どもたちを連れて観に行ったのは、東京・昭島で行われた「昭和の森国際女子テニストーナメント2008」の準決勝。 賞金総額は$10,000だ。
注目したのは、ITFのランキングで966位の宮崎優実と522位の前川綾香の試合。 気温30度をかるく超える炎天下の中で、3時間のフルセット勝負となった。 結局、抜群のスタイルとルックスのよさを持つ宮崎選手が粘って勝利をつかんだ。 (私の応援がつうじたのだろうか!)

この手のプロの試合に学ぶことは多い。
まず、身の回りのことはすべて自分自身で行っていること。 あたり前かもしれないが、事務的な手配から直前のコンディショニングまですべて自分で行う。 そして試合に至るまでのすべてが孤独な戦いとなる。 頼れるものは自分自身であり、だれも助けてはくれない。 ほとんどない応援の中で、淡々と進む試合に集中し、また、自分自身で気合を入れて、気持ちを奮い立たせて戦わなければならない。 特に炎天下の消耗戦を3時間にわたって勝負を捨てることなく戦い続ける体力と精神力、そしてモチベーションの維持は、ここに至るまでにどれだけの苦しい練習をこなし、情熱を傾けてきたかがはっきりと表われると思う。 私が子どもたちに望むことも、夢中になれるものを自分で見つけ、自分で考えて行動するこんな力強さだ。

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夏向きに作ったというフクイのトマトカレー。
梅干しとそのシソを使っているというスープのようなカレーだ。 ゴハンと合わせるのが難しそうに思えたので、バゲットで食べることにしたが、これが正解! 風味の強いバターを合わせた香ばしいフランスパンで南欧風に楽しめる味だった。

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  「フクイのカレー」とは
  愛知県豊橋のカレーシェフ・福井英史氏が作る至極のカレー。 
  現在、電話(0532-61-4269)による通販でしか入手することができません。

  (紹介されているサイト

e0028123_11313429.jpg ポークカレー辛口   400g×2袋 (4食分) ¥1,155
 ハヤシソース     400g×2袋 (4食分) ¥1,260
 トマトと味噌のカレー 400g×2袋 (4食分) ¥1,365

 野菜カレー       400g×2袋 (4食分) ¥1,365
 ポークカレー2008  400g×2袋 (4食分) ¥1,365
 フクイのカレー2008 400g×2袋 (4食分) ¥1,470

 おまかせ  ¥4,200
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by Hhisamoto | 2008-07-12 21:41 | ●『フクイのカレー』

『赤めだか』 立川談春

e0028123_21381841.jpgこの本の一番最後の章「誰も知らない小さんと談志」が泣ける。

「そんなことはしなくていい。 あのな、談志は一家を構えて、たくさんの弟子をとって、独立して立派にやっている。 今更俺のところに来なくてもいい。 あいつは・・・、今のままでいいんだ」 柳家小さんの丸い仏様のような柔和な顔が浮かぶようだった。


立川談春という人の奇特さは、立川談志の弟子であるにもかかわらず、なんとこの柳家小さんと桂米朝という二人の人間国宝に稽古をつけてもらっていること。 (それぞれの稽古に至る場面が妙におもしろい) 思い切りのよさとまわりの人間に助けられ、老齢の師匠を担ぎだしてしまう若気の至り。 スリリングな感じさえする!


それから、二ツ目に昇進する際に黒紋付、袴、名入りの手ぬぐいを作らなければならなくなったが、手元には5万円しかない。 この時、談春は競艇でひと儲けして一式を作ろうと考え、戸田競艇場に行くが、男度胸の一発勝負ができなくなるくだりがある。 このシーンがまた臨場感にあふれている。 

勝つことを意識した勝負に、喉がヒリつき、目がくらみ、船券を買いに体が動かない精神状態におちいるのだ。 レース場のスタンドの椅子に座ったまま、六日間連続で朝の10時から夕方の4時まで自問自答を繰り返す。 戦って負けたならまだしも、戦うことすらできない不甲斐ない自分と戦っていたのだ。 もう、博打で儲けるとか着物を買うとかはどうでもよくて、とにかく5万円分の船券を買うことが本人にとっては重要なことになっていた、というこの気持ちはすごーく分かる。

結局、この談春、70倍の大穴を当てて40万円の配当を手にする。
あまりのことに競艇場のトイレで吐いてしまうが、腹一杯の焼肉を食べて、吉原に行く。 翌日、一年分溜まった家賃30万を払うことになり、手元にはまた5万円しか残らなかったので、再び戸田競艇場へ出陣。 5万円の一点勝負の結果はお約束通りのハズレをくらい、父親の前に土下座して着物を買ってください、とお願いする・・・

このあたりは落語そのもののようでおもしろい。
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by Hhisamoto | 2008-07-02 21:37 | ■えせ文化人(本、映画・・)