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国立 『さくむら』 のビーフカリー

TBS『NEWS23』の筑紫哲也さんが11月7日に肺がんで亡くなった。 筑紫哲也さんはTVのキャスターとして語ることが多く、著書は少ないはずだけに、この機会に書店で特集コーナーでも組まれているかと思って出かけたが、神田神保町の東京堂書店などでもほとんど著書が見つけられずにがっかりした。

筑紫哲也さんに関して、私が好きな点は「穏やかに表現する強い反骨精神」とでもいう点。
TBSと専属契約を結んでいるにもかかわらず、オウム真理教の坂本弁護士一家殺害事件の際には『NEWS23』で「TBSは死んだに等しい」と発言した。 ・・あの時は、なんて精神の自由な人なんだろうと感じた。 また、左右の論客から論戦を挑まれても、強く反論したり、議論を戦わすことをしなかったため、「享楽主義的で思想信条が無い」などと言われていたが、私は(疲弊するような議論にのめり込まない)バランス感覚の良いジャーナリストとして好きだった。

『NEWS23』 は、美しくて理知的な膳場貴子さんが継いでがんばってほしいなぁ。


e0028123_19332483.jpg「さくむら」というカリーサロンで、そんなことを考えながら待つこと10分。 目の前に、私のためにあつらえてくれたかのようなビーフカリーがゆったりとした大きめの白い皿で出された。 広い店のスペースにもかかわらず、明るく贅沢なカウンターのみで丁寧に作られたビーフカリーをサーブされて食べる感覚は、まさにカリーサロンという名前にふさわしい。

しっかり煮込まれているなぁ、と感じる深い味わいは、欧風カレーというジャンルにふさわしく、1,200円という金額にも十分に納得の一皿。 (欧風カレーにありがちな甘すぎることもなく)辛さも十分で、味にバランスがある。 角が丁寧に落とされているジャガイモとニンジンが、(良質な素材のためか)それぞれに美味しく味わえる特有のうまみを持っている。 小さなピクルスの切り込みといい、あらかじめ熱しておいた皿を使う点など、何をとってもまったく隙がない。

土曜日の昼、客は私と品のいい初老のご夫人の2人だけだったが、予約らしき電話が鳴り、マスターが右端の2席にメニューをセットして席をリザーブした。 カウンター8席のみの店だけに電話で予約してから来店する。 予約客で埋まっている場合は、後ろのスペースにあるコーヒーテーブルで雑誌を読みながら待つシステムらしい。

ここは、メニューがビーフカリーだけの高級料理店なのだ。 おもしろい!
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by Hhisamoto | 2008-11-15 19:30 | ■B級グルメ

世田谷上町「サイゴン」のカレー

先日、不屈の者たちへ「倒産社長 再起へのハンドル」 というNHKのドキュメンタリーがあった。 台東区で建設会社を営む社長を長期取材した話し。 下請け会社の面倒もよく、市議に推されるなど、誠実に事業に生きてきた男だが、バブル崩壊とともに大きな負債を背負って倒産する。 このとき56歳のこの男が、タクシードライバーとしてこつこつと人生をやり直す姿が映し出されていた。

迷惑をかけた債権者の目もあり、住まいから出られないような状態の時に、差し入れをもってきてくれた近所の総菜屋さんなどの記録を、彼の妻が一冊のノートに丁寧に記載してあり、「この恩を一生涯忘れないために残してある、私たちを支えてくれた最も大切な記録・・」と笑顔で語る場面などは感動を覚えた。

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e0028123_22194163.jpgそんなとりとめのない話しを聞いてくれる幼なじみと、世田谷通りの上町にある「ベトナムカフェ」という店で評判のカレーを食べた。

決して上品とはいえない店だが、テレビで国分太一が絶賛して一躍有名になったカレーを食べてみたかった。 サイゴンカレーにシーフードカレー、ナンはノーマルタイプとゴマナン、うまい棒3本にグラスワインをつけて¥3,800 は大満足! どれも口の中をやけどするかと思うほどに熱く、そして美味しかった。

e0028123_22201755.jpgこれが珍しい「ゴマナン」
見た目はピザを思わせるが、ゴマの香ばしい味はなかなかのもの。 店は「亜細亜食堂サイゴン」と「ベトナムカフェ」という店が2軒並んでいて、カレーはどちらでも注文ができるらしい。 ベトナムにこんなナンがあるとは思えないが、日本人の口に合うように工夫されているらしく美味しかった。
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by Hhisamoto | 2008-11-13 21:53 | ■B級グルメ