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オークランドシティの岩本輝雄

オークランドシティの岩本輝雄_e0028123_2136274.jpg昨日は、化学業界の方々約100名のお客様を集めて、東京でセミナーを開催した。 そのためにオランダから呼んだハンクさんという専門家のくせのある英語に苦労するなど、今週は一週間が短く感じられた。 気分を変えようと、一人で九段下のバー「ネバーランド」 のカウンターに座ると、FIFAクラブワールドカップ5位決定戦が映し出されていた。

ニュージーランドのオークランドシティと韓国の全北というクラブチームが対戦していたが、オークランドシティのベンチには、元日本代表の岩本輝雄がいた。 そういえば、Jリーグを引退したが、サッカーに未練を残していた岩本が、海外チームからの呼びかけに応えて現役に復帰したと聞いていた。 しかし、それがオークランドシティであり、国立競技場に凱旋していたとは知らなかった。 ニュージーランドといえば、ラグビーの「オールブラックス」なら知っているがサッカーの話題など、聞いたことがなかった。 

映像で見る限り、ベンチの岩本は自分の出番が来るのが待ちきれない様子に見えた。 ようやく後半に出番がまわってきた時には、高ぶって空回りする自分の気持ちを抑えながらプレーしているようにも見えた。 そして、試合が終了し、インタビューマイクが向けられると、「悔しい」、「後悔が残る」などの言葉を連発。 そして、まだまだ現役でやりたいと、言葉だけでなくからだ全体で表わしていた。 そのじっとしていられない様子がなんとも面白かった。 現役にこだわる人の気持ちは態度・表情にしっかり現れるのでよく分かる。 オークランドシティはアマチュアチームだという。 メキシコのクラブチームでもいいと本人はいっているらしい。 プロ・アマの違いではなく、現役にこだわって続ければいいと思う。 男は、ほてるような熱い想いを残したまま現役をあきらめることなど、絶対にできないはずだから。
by Hhisamoto | 2006-12-15 23:31 | ■おやじスポーツ
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