銃について

e0028123_9373367.jpg32名が死亡するというバージニア工科大学で起きた銃撃事件。 その有り様は全米の危機感を煽るほどにショッキングで凄惨だった。 しかし、アメリカの銃に対する考え方は、日本の考え方とは大きく異なっていると私は思う。

私がアメリカに滞在した80年代後半にも、いくつかの事件が身近で起こり、「身を守るための銃」について考えさせられたことがあった。

自分の身を守るために銃を所持すべきか? という仮定の問いかけに対して、アメリカに長く滞在する友人が、「銃を持ったら、同時に人を撃つ覚悟を持ちなさい」と教えてくれた。 「銃を構えて撃たなければ、あなたが撃たれるのだから」とも。 つまり、銃を持っていれば脅かしになるだろう、などという考えは甘いのだ。 撃つ気がないのなら持つべきではない。 撃つ気がないのに銃を持つことほど、自分が危険にさらされることはない、と教えられた。 逆説を使って強く戒めてくださったこの言葉が今も私の記憶にある。

今回の大学乱射事件で、銃規制論議より「銃の所持が最大の防御策」とする主張が強い。 銃で防げたと残念がる。 これがアメリカだ。
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by Hhisamoto | 2007-05-01 21:52 | My room
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